『同期のサクラ』“地味な変人ヒロイン”高畑充希に高評価 視聴率・満足度ともに上昇中

オリコン

 10月クールのドラマのなかでも、回を追うごとに評価が高まっているのが、高畑充希主演の『同期のサクラ』(日本テレビ系/毎週水曜 後10:00)だ。視聴率は初回平均8.1%から、最新7話(11月20日放送)では番組最高の平均12.2%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。視聴率とともに満足度も堅調に推移しており、『コンフィデンス』誌のドラマ満足度調査「オリコン ドラマバリュー」では、初回63Pt(100Pt満点)から最新調査の6話(11月13日放送)では89Ptまで上昇した。

【写真】高畑充希演じる主人公・サクラの“地味でダサい”私服姿

◆ヒロインだからといって特別扱いは一切なし、“トラブル”を起こせば処分される

 本作は17年7月クールに好評を博した『過保護のカホコ』で主演を務めた高畑充希と、脚本家・遊川和彦氏をはじめとする制作チームが再びタッグを組むオリジナルドラマ。「故郷である新潟の離島と本土を結ぶ橋を架ける」という夢を叶えるべく、2009年に大手ゼネコンの花村建設に入社した新入社員のサクラ(高畑)と、新人研修で同じ班になった同期の百合(橋本愛)、葵(新田真剣佑)、菊夫(竜星涼)、蓮太郎(岡山天音)らの葛藤と成長を描く“10年間”の物語で、1話で1年が進む形でストーリーが展開される。第1話は、意識がない状態のサクラが病院のベッドで横たわるシーンからスタート。その理由は明かされないまま、各話ごとに同期の仲間ら登場人物たちがサクラに話しかけていきながら、物語は回想という形で進んでいく。

 夢に向かって脇目も振らず突き進むサクラは、同期の仲間だけでなく、上司や取引先相手などにも忖度なしで本心を伝え、会社に“トラブル=イノベーション”を起こしていく。普通、こういった変わり者でデキるタイプの主人公は、どこかキラキラとしたオーラを纏っていたり、「あいつのことだからしょうがないよね」などと、物語でも特別扱いされたりして、どんなトラブルが起きても“おとがめなし”のケースが多い。しかし、サクラは常にグレーのスーツに銀ぶちメガネという地味なスタイルで、トラブルを起こせばしっかりと処分される。サクラは、何年経っても希望している土木部に配属されないどころか、子会社に出向させられるなど立場はどんどん悪くなるばかりなのだ。

◆主演・高畑充希の好演によって、物語のバランス感が保たれている

 人生の不条理さまでしっかりと描かれた物語だからこそ、サクラの言動が心を揺さぶるようで、視聴者からは「サクラを応援しながら、サクラに憧れを抱きながら観ている」(30代女性/東京)、「サクラをはじめ頑張っている同期たちの姿に感動する」(40代女性/神奈川)、「思わず泣いてしまったり、私も仕事を頑張ろうと思えたり。不思議なドラマ」(30代女性/神奈川)、「毎週、人生の大切なことを教えてもらっている感じ。おじいちゃんからのFAXの言葉にも感動する」(30代女性/東京)とのコメントが寄せられている。

 また、そんなサクラを演じる高畑が高評価を得ている。ドラマバリューは「視聴量」、「主演の演技」、「その他キャストの演技」、「内容」、Twitterのツイート数から集計する「話題性」の全5項目によって構成されているが(各20Pt満点)、最新調査の第6話では「主演の演技」のポイントが最も高く19Ptをマーク。高畑は『過保護の~』でも箱入り娘の主人公・カホコを愛嬌たっぷりに演じて人気を集めたが、本作でも少々風変わりなサクラを魅力的に演じ、「最初はウザそうと思っていたけど、回を重ねるごとにサクラのことがどんどん好きになっていっている」(40代女性/愛知)、「高畑さんの細かい演技がすごい」(20代女性/東京)、「観ていて辛いところもあるけど、高畑さん演じるサクラが面白くて調和をとってくれている」(30代女性/東京)などと、支持されている。

 物語は終盤に向けて進んでいる。意識なく病院で眠っているサクラに、果たして何があったのか?故郷の新潟に橋は架かるのか?という大筋のストーリーに加え、サクラに好意を寄せる同期の葵(新田真剣佑)と菊夫(竜星涼)との関係も、今後の展開の気になるところ。この先も視聴率、満足度ともにさらなる上昇が期待される。

●オリコン ドラマバリューとは
オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1~20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

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