ケイティブレイブ重賞10勝目 【浦和】

友好紙

 第40回浦和記念(Jpn2、2000メートル)が28日、浦和競馬場で行われ、2番人気のケイティブレイブが久々を物ともせず快勝。レース序盤は好位の外めで運び、3コーナー途中から先頭に立ち、そのまま押し切った。3年ぶり2度目のこのレース制覇。勝ち時計は2分5秒4で、重賞10勝目。3馬身差の2着にアナザートゥルース、さらに3/4馬身差の3着にロードゴラッソが入った。勝った御神本訓史騎手(38)=大井・三坂=、杉山晴紀調教師(37)=栗東=はともにこのレース初優勝。

■復帰初戦で快勝

 混戦とみられた中でも、G1格3勝を誇るケイティブレイブの力は一枚違っていた。急きょスミヨンの代役を務めた御神本の好リードに導かれ、悠々と先頭ゴールを決めてみせた。

 今回はまさに試練の一戦。期待されたドバイワールドCを疝痛(せんつう)で回避。開腹手術の後の復帰初戦だった。「ただただホッとしたし感極まりました」。苦悩を乗り越えた杉山師の言葉にはすべてが凝縮されていた。また、能力を巧みに引き出した御神本の手綱さばきも光った。「逃げてもいいけど内に包まれないよう先生から指示がありました」と、外を回りスムーズに展開。最終コーナーで早々と前に出ると渾身(こんしん)の左ステッキで一気に決着をつけた。

 JBCスプリントを制し、続けざまに大仕事を完遂した鞍上は上機嫌。「騎乗依頼を受けたのは前日の夜7時30分。すごく電話が鳴るので何かやったかと思いました」とファンを笑わせると、「無事に大役を務められました。返し馬が好感触だったし、リズム重視で手応えは十分でした」。直前の乗り代わりでの復活劇は見事だった。ケイティブレイブが次に狙うのは東京大賞典(G1・12月29日・大井・ダート2000メートル)。2年連続で3着に敗れたリベンジを果たす。 (森田雄喜)

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