吉川G1 19度目V 開設66周年記念 【三国】

友好紙

 三国ボートの開設66周年記念G1「北陸艇王決戦」の優勝戦が10日、12Rで行われた。4カドからコンマ09のSを踏み込んだ4号艇の吉川元浩(47)=兵庫=が、1号艇の赤岩善生を豪快にまくって快勝。4度目の三国G1制覇を飾った。2着は3コースから差した2号艇の古賀繁輝が入り、赤岩は追い上げたものの3着。

■ヒーロー

 赤岩が、優勝戦1号艇に乗れば負けないという“三国神話”を打ち破ったのは吉川だった。

 スタート展示で深川がインまで入る動きを見せるなど難解だった進入。吉川も「直前までどうなるか分からなかった」と悩んでいたが、本番のピット離れで岡崎を抑え込むと迷わず4コースのカドに引いた。インを譲らなかった赤岩は90メートル付近の起こし位置になってもコンマ05のトップSを決めたが、ダッシュ乗りが良かった吉川には抵抗できなかった。「4日目から仕上がっていたので、何もしていないけど足は完璧だった。カドに引いた時点でSは行こうと思った」と会心のまくり勝ちだった。

 今年前半は3月に戸田のクラシック、5月に福岡のオールスターでSG連勝するなど絶好調。しかし8月の尼崎の一般戦でFを切ってからリズムを崩し、後半は伸び悩んだ。だがここにきて通算19回目のG1Vを飾ったことで、最高の状態で年末の大一番へ臨めることになった。「グランプリ前にリズムを上げられて良かった。ナイターの住之江は違和感なく走れるし、優勝を目指して頑張りたい」と2度目のグランプリ制覇へ大きな弾みがついた。(瀬川剛司)

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