松浦が初のSPR賞制覇 全プロ記念 【豊橋】

友好紙

 豊橋競輪(愛知県)の2日制F2「2020年度全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪(全プロ)」は5月31日の最終日、12Rで「スーパープロピストレーサー(SPR)賞」が行われ、松浦悠士(29)=広島=が打鐘前に仕掛けた清水裕友に乗って直線追い込み優勝。SPR賞初制覇を果たした。

■ヒーロー

 1人でも十分に強い中国コンビが、今回もがっちり結束。ならば結果は明白だった。僚友・清水の番手を回った松浦が的確にチャンスをものにした。

 レースは赤板で平原が前に出ると、清水が打鐘で先手を取る。番手の松浦まで出切った時点で大勢は決した。それでも「浅井さんや菅田さんのまくりを警戒していた。清水君は長い距離を踏んでいたし、自分がもう少し車間を空けたり援護できたかな」とレースを反省する。勝っても謙虚な姿勢を崩さず、清水の頑張りをたたえた。

 競輪開催が新型コロナウイルスの影響を受ける中、比較的あっせんが恵まれたことも松浦には追い風となった。「走れない選手が多いにもかかわらず、自分は4、5月とコンスタントに走れた。だからこその結果だし、開催してくれた関係者には感謝です」と話す。運も味方につけ、快進撃を続けている。

 もちろん、本人の出来も抜群だった。上がり10秒9を刻んだ初日優秀は「選手になって最高の状態」と笑顔を連発。SPR賞も好展開を呼び込み、2月の全日本選抜決勝で落車した豊橋で、今度はきっちり連勝して自らの力を証明した。

 しかし、見据えるところはさらに先。次回の久留米記念をはさんで、G1高松宮記念杯(18~21日、和歌山)が控えている。「今年はG2を勝ったけど、G1はまだ。次は取りたい」。昨年11月の競輪祭以来となる2度目のG1制覇へ。この優勝に満足することなく、さらなる栄冠を狙っていく。 (西崎英亮)

 ◆決勝上位の次走 (1)松浦悠士(6月6日~久留米G3)(2)平原康多(6月18日~和歌山高松宮)(3)木暮安由(6月8日~宇都宮F1)

   ◇    ◇

 ◆寄付 全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪を開催した豊橋市は、今開催の収益金から全国競輪施行者協議会を通じて、日本パラサイクリング連盟に500万円を寄付した。

PR

競輪 アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング