安田顕主演、うつ病になった棋士の実話をドラマ化

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 俳優の安田顕主演の特集ドラマ『うつ病九段』が11月下旬、NHK・BSプレミアム(89分単発)で放送される。原作は、将棋界の最高位九段に君臨する先崎学が、2017年にうつ病を発症し、その壮絶な病との闘いをつづった『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』(文藝春秋)。先崎九段とその家族の実話をもとに、うつ病を乗り越え、再び将棋への情熱を取り戻すまでを描く。

【写真】将棋ブームをけん引する藤井聡太

 ひふみん、藤井聡太ブームに沸く将棋界。その一方で、“うつ病”と必死に闘っていた棋士がいたのが先崎だった。うつ病は40代50代で発症が多く、著名人が発病して話題になるなど、今や誰にでも起こりうる病気。先崎の闘病記は、将棋ファンだけではなく、うつ病に悩む当事者、家族からも支持を集め、異例のセールスを続けている。

 ドラマ化にあたり安田は「先崎学さんの原作、そして今回の脚本を拝読し、心を揺さぶられました。この出会いをくださった方々に、心より感謝申し上げます。病。家族。勝負師。難役に対する与(くみ)し難(がた)さと、挑む喜び、責任を抱きながら、作品への強い想いを持たれる監督のもと、役目を果たせるよう懸命に取り組ませていただきます」と、コメントしている。

■あらすじ
 2017年7月。順位戦で先崎学九段(安田)は突然、思考停止に陥った。盤面に集中できず、死のイメージが頭をかけめぐる。そのころ将棋界は不祥事に見舞われていた。将棋連盟で広報を担当していた先崎は対応に追われ、さらに映画の監修も担当。その合間に盤面に向かうという、休みのない日々を送り、うつ病を発症した。

 先崎は精神科医の兄・章(高橋克実)が推薦した病院に入院。担当医は長期の休養と、当面の将棋禁止を命じた。極度の集中力を強いる将棋は、治療の妨げでしかなかった。囲碁のプロ棋士でもある妻・繭(内田有紀)は、同じ勝負師としてその復帰を信じ、娘・春香(南沙良)とともに、先崎を必死に支える。

 壮絶な闘病の末、気力が回復した先崎は退院。一方、繭は先崎のリハビリの場も兼ね、将棋囲碁教室の開設準備を進めていた。そのオープンの日、先崎も招かれ、若手棋士による対局セレモニーが行われた。それを見た先崎は衝撃を受ける。まるで異世界のゲーム、うつ病で将棋のルールを全く理解できない頭になっていたのだ。

■出演
安田顕、内田有紀、南沙良、福地桃子、渡部豪太、前川泰之、寺島進、高畑淳子、高橋克実、ほか

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