ボートレース 九州勢新人紹介(107期)

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石倉洋行

小川真人 高田明 長尾京志郎 小林遼太 山ノ内雅人

※年齢は2010年10月27日当時。
 
 ★エンジニアの腕生かす
 
 石倉洋行(いしくら・ようこう、30歳、福岡)は、大手バイク販売店のメカニックからの転身。地元が飯塚ということもあって、オートレーサーの道も考えたが「ターンで吹き上がる水しぶきの格好良さ」に魅了されボート界を目指した。170センチ近い身長のため、訓練中は「減量がキツくて、ストレスに悩まされた」が、卒業記念競走は、在校成績トップの森智也を抑えての準Vと有終の美を飾った。目標は同郷の瓜生正義。元エンジニアが整備力を発揮してモーターを仕上げ、目標の「3年以内のA1」を目指す。

 ★元国家機密を扱う職員

 小川真人(おがわ・まさと、28歳、大分)は、東京都・十条にある防衛省の航空自衛隊施設で国家機密に携わる職に就いたが、ボートレーサー募集の年齢制限緩和で「小さいころからあこがれていた」と言うレーサーへの道が開け、念願がかなった。訓練では、進級試験中に「工具で指をケガして血だらけになってパニックになった」というアクシデントもあったが無事に卒業。高校時代は卓球で大分県大会ベスト16に入るなど、反射神経は抜群。今度は水の上で最高のミッションを完了させるか。

 ★中学校時代に剣道2段

 高田明(たかだ・あきら、25歳、佐賀)は、106期で入学も、訓練中のケガで半年間の療養を余儀なくされ、107期に編入した苦労人。相知中学校時代に剣道の2段を取得し、佐賀県大会団体戦準V。九州各地の強豪校から誘われたほどの腕前。ボートは唐津東高校時代、からつで見た峰竜太の走りに衝撃を受け、プロスポーツへのあこがれと重なり、近畿大学卒業と同時にやまと学校に入校した。訓練中は「Sに悩まされ、追試まで受けた」と、Sに課題が残るが「心掛けている」と言う全速戦でカバーしてくるはず。

 ★大舞台での活躍目指す

 長尾京志郎(ながお・きょうしろう、21歳、熊本)は、高校時代、長崎市内に単身赴任していた父親に連れていかれた大村ボート場で初めてのレース観戦。「1Mの混戦を抜け出してくるボートの迫力と格好良さに、これしかないと思った」と、ひと目で天職と判断。場外発売中の下関やとこなめの現地訓練で、あらためてファンの多さを認識し、「全国発売される新鋭王座を獲りたい」と言う。熊本市立西原中学校時代は、サッカー部のDFで熊本県大会に出場。在校成績は24位と低迷したが、サッカーのカウンター攻撃同様、徐々に実力を押し上げる。

 ★艇王植木と模擬レース

 小林遼太(こばやし・りょうた、20歳、福岡)は、ギャンブルという理由でボートレースに対する印象は悪く、高校時代に父親から誘われた福岡ボートでのレース観戦も乗り気ではなかった。しかし、実際に目にしたレースでは、うねりをものともしないスピードに魅了された。訓練時代の思い出は、元レーサーで現在は教官も務める植木通彦執行役員との模擬レース。「全然ついていけなかったけど、艇王と走れて光栄でした」と、偉大な先輩とのレース経験が宝物だ。プロデビューは107期トップ(小川真人と同時)で「最初に1着を獲りたい」と、水神祭第1号を目指す。

 ★元中学長距離走ホープ

 山ノ内雅人(やまのうち・まさと、19歳、福岡)は、筑豊地方の小竹町育ち。近くに飯塚オートがあり、何度も父親に連れられてオート観戦に行ったが「小学4年生の時からボートの方がインパクトが強くて…」と、ボートにより一層の興味を示した。中学3年から4度の受験失敗。その間に、身長が172センチまで伸び、規定の170センチ以下を上回ったため、一時は断念したが前期からの制限緩和で、5回目のチャレンジで合格。小竹中学では陸上部に所属し、3000メートル、駅伝競技で福岡県大会に出場。あきらめない精神と持ち前のスタミナで、水の上でも上位ランク入りを狙う。

=2010/10/27付 西日本スポーツ=

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