心に沁みる…飼い主へのお願いが泣ける「犬の十戒」をあえて漫画で描くワケ

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 いぬの気持ちになって描いた漫画『こんにちは、いぬです』作者のじゅんさんがSNSに投稿した「犬の十戒」が、「泣ける」「心に沁みる」と話題を呼んだ。ブリーダーが、買い手に渡している「犬の十戒」を元にした同作には、賛否両論さまざまな意見が寄せられた。「犬の十戒」をあえて漫画にした想いやいぬの気持ちを漫画にする理由について聞いた。

【漫画】思わず泣ける…飼う前に読んで欲しい「犬の十戒」老犬になった犬が思うことは?

◆共に暮らす動物について改めて考えてもらいたい

――10月8日に初の漫画『こんにちは、いぬです』(幻冬舎)が書籍化されましたが、決まった際はいかがでしたか?

【じゅんさん】 出版社より書籍化企画のご相談をいただいた時は、嬉しくて飛び跳ねました。というのも、まだ『こんにちは、いぬです』を描き始めて2週間ほどのことで驚きました。書籍発売を発表した際には、フォロワーさんも一緒に喜んでくださったり、お祝いしてくれたりとフォロワーさんに支えられているんだなあと実感しました。

――なぜ漫画『こんにちは、いぬです』を描こうと思ったのでしょうか?

【じゅんさん】 いぬが大好きだからです。「漫画を描こう!」と思った瞬間から「どんな“いぬ”の漫画にしようかな…」と考えていました。

――SNSに漫画を投稿しようと思ったきっかけは?

【じゅんさん】 以前よりシリーズ漫画に挑戦してみたいと思っていました。仕事も落ち着いて時間があったので、漫画を描いてみようと思ったことがきっかけです。

――先日、じゅんさんがSNS投稿した漫画「犬の十戒」が話題になりました。ノルウェーのブリーダーが、買い手に渡している「犬からご主人への11のお願い」が元であると言われている「犬の十戒」です。なぜ、あえて漫画にしようと思ったのでしょうか?

【じゅんさん】 「犬の十戒」については、以前より知っていました。いぬの漫画を描き始めたことで、「犬の十戒」に通ずることを思うことが多々あり、「これは描かなければ!」と思い漫画にしました。

――“いぬ”目線で描かれている「犬の十戒」ですが、あくまで人間が“いぬ”の目線に立って考えた内容です。さまざまな意見があると思いますが、じゅんさんはどのように捉えていますか?

【じゅんさん】 いぬの考えていることはいぬでないとわかりません。ですが問題はそこではないと思っています。動物をお迎えしようとしている方や動物と暮らす方がこの漫画を見て、改めて共に暮らす動物について考えていただける機会を作ることが重要だと思っています。

◆いぬの気持ちや考えていることを知ることができないからこそ漫画に

――動物の飼い主だけでなく、ブリーダーにまつわる悲しい出来事など、動物に関するさまざまな問題があります。そうした悲しい出来事への警鐘を鳴らす意味でもじゅんさんが描く漫画がきっかけとなることもあるかと思います。SNSなどで寄せられた印象に残っているコメントはありますか?

【じゅんさん】 たくさんのご意見をいただきました。そのなかでも印象に残っているのは、「漫画を読ませていただいて、涙が止まりません。あの子は幸せだったかな? ちゃんと私の愛情は届いていたかな? 飼い主も、可愛い愛犬のことをずっと忘れられません。素敵な漫画をありがとうございます」という愛犬を亡くされた飼い主さんからのコメントです。世界中で何度も読まれたであろう「犬の十戒」を漫画で描くことができ、それを見てくれる方がいて、とても嬉しいです。

――漫画『こんにちは、いぬです』もそうですが、“いぬ”を主人公にした理由は?

【じゅんさん】 飼い主さんの目線で書かれた漫画を多く見ておりましたので、私はその逆で“いぬたちは何を思いながら日々過ごしているのだろう…?!”と考えたことがきっかけです。先程の「犬の十戒」もそうですが、実際にはいぬの気持ちや考えていることを知ることはできないのですが、いぬの立場に立って物語を描くことで、いぬに限らず人間と暮らす動物をもっと大切な存在として思っていただく機会になるのではないのかと考え、いぬを主人公にしました。

――いぬ目線ではないお話もあります。じゅんさんの体験を元にしたものなのでしょうか?

【じゅんさん】 現在、私はいぬと一緒に暮らしていません。ですので、一緒に暮らしたいという妄想で描いています。

――どのような時に物語が浮かぶのでしょうか?

【じゅんさん】 近所をお散歩している飼い主さんといぬを見た時や、いぬの動画や写真を見たときに物語が浮かぶことが多いです。

――“いぬ”を主人公に描く際に、大切にしていることはありますか?

【じゅんさん】 漫画に登場するいぬを見てくださった方が、その方と暮らしている、または一緒に暮らしていたいぬと重ねていただけるように、いぬならではの行動や仕草を盛り込みながら描いています。

――今後描きたいものはありますか?

【じゅんさん】 『こんにちは、いぬです』シリーズがいつまで続くかはわかりませんが、いぬが登場する漫画をずっと描いていきたいと思っています。

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