『24 JAPAN』村上弘明、「単なる絵空事とは思えない」魅力

オリコン

 テレビ朝日系で放送が始まった2クールのドラマ『24 JAPAN』(毎週金曜 後11:15~※一部地域を除く)。アメリカ連邦機関CTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)が凶悪なテロ事件と戦う姿を描き、世界的に大ヒットしたドラマシリーズ『24』(邦題:『24-TWENTY FOUR-』)を、日本で初リメイクした作品だ。オリジナル版のシーズン1をベースに、“日本初の女性総理”誕生への期待が高まる総選挙当日の24時間を描いていく。日本版ジャック・バウアー=獅堂現馬(しどう・げんば)役で唐沢寿明が主演。日本初の女性総理候補・朝倉麗(あさくら・うらら)を仲間由紀恵が演じる。

【動画】村上弘明が『24 JAPAN』の見どころを語る

 第1話で、麗の暗殺計画の情報が入り、対応することになったCTU第1支部A班のメンバー。班長の現馬をはじめ、“優秀だが何やら裏もありそうなメンバー”を取りまとめているのが、村上弘明演じるCTU東京本部長・郷中兵輔(さとなか・へいすけ)。「CTUの中に“暗殺計画に関わる内通者”がいる」との情報も入手し、現馬に単独調査を命じた。第2話以降、郷中が現馬に託した調査によって、物語は思わぬ方向へ揺れ動いていく。

■郷中の役作り、命がけの仕事をする理由を想像

――郷中は、CTU内の内通者探しという極秘ミッションを現馬に託したわけですが、現馬を信用していないとできないことですよね。

【村上】彼をCTUにスカウトしたのも郷中で、教育して信頼のおける部下に育った。自分に何かあったら後を託せる関係性だと思います。オリジナル版『24』でジャック・バウアーが“死んだこと”になってもCTUは存在し続け、 “ジャック”の役割を託される次の人が出てくる。おそらく郷中も先輩たちから託されて、今がある。過去から未来へつながっている人間関係を象徴している気がしています。

――郷中をどのように演じようと思いましたか?

【村上】脚本には書かれていませんので、自分でいろいろ思いを巡らせました。どんな人間なのかイメージをしておかないと、カメラの前で郷中として動けないですから。CTU東京本部長とは、かなりの要職ですし、いざとなったら自分の命をかけて任務を遂行しなければならない。そういう仕事に就いたのはなぜかを考えました。気軽に引き受けられるポジションではないはず。断らずに引き受けた理由が彼の中にあったのだろうと。それがモチベーションになっていると想像しながら、今回の役に挑みました。

――『24』は、物語内の時間と視聴者の現実の時間が同じ速度で進行、事件をリアルタイムで描いていくのが特徴ですが…。

【村上】人に流れる時間は一律であり平等だと思われますが、アインシュタインが提唱した特殊相対性理論によれば一律では無い。確かに待っている間は非常に長く感じるし、好きなことをやっている時は短く感じる。『24』の中で流れる時間も、普通の時間とは違う。それを描き出していくのが、ドラマの真骨頂ですよね。

――視聴者にメッセージをお願いします。

【村上】CTUの存在は、オリジナル版『24』でも、日本版『24 JAPAN』でも架空の組織、ドラマですからフィクションなんですが、世界情勢を踏まえると、単なる絵空事ではない気がします。日常とは異なる緊急事態の時、1分1秒の差が命取りになる状況で、人々はどう動き、どう闘うのか。水面下でのせめぎ合いも含めて、極々のところで仕事をしている人たちが、現実の世界にもいる。そういう想像を巡らせながら『24 JAPAN』を観ていただくのもいいな、と思います。

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