ファッショニスタ悲願V レディスC 【大井】

友好紙

 3度目の挑戦でファッショニスタがついにダート女王の座に就いた。

 五分のスタートから楽に外目2番手へ。サルサディオーネが淡々と運ぶ流れをスムーズに追走した。「正直、手応えはよくなかった」。北村友がそう振り返ったように3コーナーから追い出すズブさを見せ、4コーナーではステッキを数発入れられ直線へ。内からマドラスチェックが迫ると、そこから2頭のデッドヒートに。持ち前の勝負根性をフルに発揮し、アタマ差抜け出し先頭でゴールした。

 北村友にとってこのレース初制覇。「調教から具合が良く、返し馬でもいい雰囲気でした。マドラスチェックが内から並びかけたところで馬がファイトしてくれ、長くいい脚を使ってくれた」と、白い歯をこぼした。一方、安田隆師が門別出張のため代理で取材に応じた安田景助手は「装鞍所で川田騎手が北村騎手にアドバイスをしてくれて、2番手から集中力を切らさず乗ってくれました」と、デビュー2戦目以来の騎乗となった鞍上の手腕をたたえた。

 6歳を迎えついに牝馬ダート界の頂上に。次走は未定も、勝利歴のなかった9F戦を制し正真正銘の新ダート女王の誕生だ。

 ◆ファッショニスタ ▽牝6歳・鹿毛▽父ストリートセンス、母アクアリスト(母の父コロナドズクエスト)▽馬主・ゴドルフィン▽生産者・北海道日高町 ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社▽戦績・22戦8勝(うち地方6戦3勝)、重賞は2019年スパーキングレディーC・川崎Jpn3、20年スパーキングレディーC・川崎Jpn3、JBCレディスクラシック・大井Jpn1(1着賞金4100万円)の3勝▽総収得賞金・2億4349万3000円(うち地方1億1225万円)▽安田隆行調教師、北村友一騎手ともに初勝利。

■圧倒的人気もマルシュ3着

 単勝1・3倍と圧倒的な支持を集めたマルシュロレーヌは、中団追走から勢いよく外を回して直線に入ったが、前走のような末脚は見られず3着に敗れた。川田は「前走と同じ競馬はできたし、手応えも良く前をつかまえるだけだったけど、そのまま伸びきれない形に。不利もなく走れていたんですけどね」とレースを振り返れば、矢作師は「1番人気なのに申し訳ないことをした」と、厳しい表情で話した。

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