『ビフォーアフター』2代目ナレーター・キムラ緑子、「プレッシャーもありました」

オリコン

 15日にABCテレビ・テレビ朝日系で放送される『大改造!! 劇的ビフォーアフター』(後6:30~8:56)から、新たに女優のキムラ緑子(59)がナレーターを務める。リフォームを通して、お茶の間に感動を与えてきた同番組では、2002年4月の放送開始以来、20年近く番組を支えてきたナレーターの加藤みどりが卒業。バトンを受け継ぐキムラにインタビュー。最初のナレーション収録の感想を「すごく難しかったです。大変でした。プレッシャーもありましたし」と話しながらも、笑みを浮かべた。

【写真】サザエさんの声優として知られる加藤みどり

 「もともと私が好きな番組で、ずっと見させてもらっていました。だからナレーションが代わったことで、そこに気を取られたくなかったんです。『ビフォーアフター』といえば、加藤みどりさんの声がすごく印象にあるんですよ。あのちょっと硬くて明るい声が、たくさんの家族の人生を見守ってきたみたいな感じがして。私も一視聴者としてずっと耳にしていたので、今はもうほんとに一生懸命この世界を壊さないように、守っていかなきゃいけないなと思っています」

 実際、キムラのナレーションは、その後のスタジオ収録で、MCの所ジョージが冒頭で「ナレーションが代わったんですよ! 20年間、加藤みどりさんがずっとやっていたんですけど、今回ご卒業ということで。今度はキムラ緑子さんに代わったんです!」と指摘するまで、ゲストの鈴木浩介も「えっ、そうなんですか。全く違和感がない」と驚くほど、番組の雰囲気になじんでいた。

 それを聞いて、キムラは「そうですか、よかったー」とホッとした表情。「でも、このナレーションって、すごいテンションが要りますね。番組を見ているだけだと、なかなか気づかないのですが、みどりさん、こんなにしゃべってらしたんだなって、驚きました。難しい用語もたくさん出てくるし。あの柱がどうなっていて、杭がどうなってみたいなことを話して、なるほどーって視聴者は聞いている。ああ、だからこうなったのか、ああ、すごいね、ここをなくして床がこうなったのかっていう、たくさんの情報が、あの柔らかな番組の空気の中で淡々と流れていく。それが番組の醍醐味なんだけど、これ説明するの、めちゃくちゃ大変なんです(笑)。穏やかな話し方だけど、言葉で明確に伝わらないとダメなんですよね」と、新たな発見も。

 収録のクライマックスでは、名せりふの「なんということでしょう」にも初挑戦した。「もう、どうしようかと悩みました。もっとみどりさんのマネをしたかったけど、やっぱり全然マネできないっていうか。開き直って、自分流にしゃべったら、それも面白くていいのかなとも思いました」

 とはいえ、スタジオでVTRを見た所ジョージも思わず感心して拍手を送ったほど、キムラの「なんということでしょう」は見事な出来栄え。

 「うれしいですね。所さんって、なんていうか、ふわっとそばにいてくれるっていうか。不思議な方ですよね。すごい人なのに、あんまり緊張させないっていうか。隣にいるお兄さんみたいな感じで。私、この番組にゲストで出演させてもらったことがあるんですけど、その時も温かく迎い入れてくださって。自分が見ていた番組だから、すっと入られたっていうか、その時が所さんとは初対面のはずなのに、ずっと昔から知り合いだった?って感じになって、すごく楽しかった思い出があります」

 『ビフォーアフター』のナレーションも、初回とは思えない程、好調な滑り出しに見える。キムラは「劇団M.O.P.」(10年解散)の看板女優を経て、映画、ドラマ、舞台で幅広く活躍。芝居とナレーションで違う苦労があったか、と聞くと「たしかに、ナレーションってお芝居とは違った難しさがありますね。最後の家族のシーンも、ナレーションは泣いちゃいけないでしょ。お芝居だったらそこに自分の感情が入るんですけど、感情を入れちゃうと、泣きながらのナレーションになってしまう。それはできないから、とにかく1回VTRを最初からちゃんと見て、泣いておかないとダメなんです。事前にこんな流れかって整理しないと、感情が揺らいで、たぶん原稿が全く読めなくなったりする時があるんですよね」と答えた。

 過去には番組を見て、思わず泣いてしまうこともあったそう。

 「好きなんですよ、こういう番組。皆さんそうだと思いますけど、あんなに不便だったお家が匠さんのアイデアで、こんなに変わる。やっぱり夢を見る感じなんですよね。住んでいる住居、住んでいる方と同じ気持ちになって、よかったねーとか、お母さんありがとねーとか感動して、家族が新しい人生を歩み出すみたいな、そこにたどり着く感じがとても好きで、絶対泣きますよね。最近は、魔裟斗さんとか、渚親方(尼神インター)とか、の皆さんみたいに、みんなでリフォームやられているのもすごく楽しいですし。私も劇団やってて、仲間たちと舞台の装置を作っていたので、もしかしてリフォームも自分たちの手でできるんじゃないのって、そう思いながら見るのも面白いですね」

 自宅のリフォームにも強い関心があるという。

 「私も自分の家があるから、こう直したい!ここで頼みたい!って思うんだけど、それほど不便な家でもないし、頼めないなってジレンマを抱きながら、番組を見ています。いつも匠のアイデアが満載で、ほんとマジック、魔法を見る喜びがありますよね。だから私も刺激されて、実は古い空き家を探しているんですよ。今なら番組に携わらせていただいているから、初のナレーションからの依頼とか、やっぱりダメですか?(笑)」

 今後も同番組のナレーションをレギュラーで担当していくことについて「私も皆さんと一緒にこの番組をずっと楽しんできた人間なので、これからも一緒に楽しみましょうって感じですね。ほんとにこの世界を壊さないように気を配りながら、でも皆さんが慣れ始めたころに少しだけ自分らしさ、キムラらしさも出していけたらいいなと思います(笑)」と意気込んでいた。

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