小堺一機、牛乳配達員役でドラマ主演 山本一力氏の現代小説を初ドラマ化

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 コメディアン、司会者、俳優としても映画、ドラマ、舞台で唯一無二の存在感を発揮するベテラン・小堺一機が、テレビ朝日系ドラマスペシャル『ずんずん!』(今春放送)の主演を務めることが明らかになった。

【写真】長年のパートナーだったライオンちゃんと

 直木賞作家・山本一力氏が現代を舞台に執筆した同名小説(中央公論新社)を初映像化。主人公は、60歳を超えた牛乳配達員・田代龍平。ある朝、担当エリア宅配中の田代は“小さな異変”に気づく。その家には、田代と同年代の女性・湯川かおるがひとりで暮らしており、かおるはきれいに洗った空き瓶を玄関の保冷ボックスに戻しておいてくれるのだが、今朝はそれが置かれていなかった。「もしかして倒れているのでは…」。彼女の身を案じた田代は店長や同僚たち、さらには町内会をも巻き込んで、“ずんずん!”と力強い足取りで救出を試みる。

 牛乳の宅配――それは雨の日でも雪の日でも100軒近くの家々をまわって牛乳を届ける仕事。そして、田代をはじめとする牛乳配達員たちは、1本の牛乳を介して地域の人々の暮らしや健康に気を配り、商品だけではなく、“想い”や“ぬくもり”を運んでいる。その細やかな気遣いは、まさに日本ならではのものかもしれない。

 そんな、宅配を通して生まれた心の触れ合いを描く本作には、現代人が忘れかけていた“人の心のあたたかさ”、そしてSNSでは体験できない“人と人とを結ぶ真の絆”の尊さを伝えてくれる。

 小堺は、若い頃に「お菓子問屋の配送助手のアルバイト」をしていたことがあるといい、「2トントラックに乗り込んでスーパーやデパートに商品を配送しましたが、行く店ごとにいろいろな人や出来事に出会い、人生の勉強になったことを思い出しました」と、本作にも共感。

 これからはじまる撮影を前に、小堺は「山本一力先生が描いた素晴らしい作品の世界に入る機会をいただき、うれしく思っています。単に“いい人”ではなく、“正直に生きたらいい人だった”、という人物を演じたいと考えています」とワクワクを抑えきれない面持ちで語り、「コロナ禍の今、このドラマが“人は人と触れ合っていなきゃダメな生き物なんだ”という人間の根本を改めて感じる機会になればと思っています」と意欲を燃やしている。

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