田村淳、五輪聖火ランナーを辞退 森会長の発言に「ちょっと理解不能」「人の気持ちを削ぐ」
お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が3日、公式YouTubeチャンネルで公開した動画で、愛知県・犬山市から任命されたオリンピック・パラリンピックの聖火ランナーを辞退したことを発表した。
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淳は動画で「聖火ランナーを辞退させていただこうと思っております。正式ルートできちんと事務所を通じて事務局の方には伝えました」と報告。その理由として「JOC(正式には東京2020組織委員会)の森(喜朗)会長のインタビュー記事などを見ててですね、オリンピックはコロナがどんな形であっても開催するという、ちょっと理解不能な発言をされていらっしゃいました」と、森会長の“強行開催”発言を指摘。
さらに「聖火ランナーをやると人が集まるからという理由で、タレントは田んぼに聖火をもって走ることをですね、森さんは推奨されていたんですけど。こういう発言を冗談なのか何なのかわかりませんけども、ポロッとしてしまうところが昔から森さんが変わってないと思いますし、人の気持ちを削ぐというか、僕はどうしても同意しかねる」「沿道に人を集める必要がないのであれば、タレントは身を引くべきだと感じました」と、森会長の発言によって辞退を決意したことを説明した。
この決定について「事務所と事務局でやればいいじゃないかと思う方もいらっしゃると思いますけど」と前置きしたうえで、「自分の意見を誰にも曲げられずに、編集されることなく意見を伝える場所というのが、YouTubeの最大の魅力だと思っているので、僕個人が辞退するという理由を述べさせていただきました」と動画として公開した理由を伝えた。
淳自身は「オリンピック開催は願っていますけども、延期派です。いずれまたオリンピックがこの東京で開催されることも強く願ってます」と思いを明かし、一日も早いコロナの終息と、影響を受けている人々が日常生活に戻れることを願った。
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