広瀬すず、初時代劇で感じた“はかなさ” 夫役の海老蔵との共演で決心「絶対、目をそらさない」

オリコン

 26日放送のフジテレビ系十三代目市川團十郎白猿襲名披露特別企画『桶狭間~織田信長 覇王の誕生~』(後9:00)で、歌舞伎役者の市川海老蔵と女優の広瀬すずが初共演。海老蔵が型破りな発想と戦術で戦国時代を勝ち抜いた武将・織田信長、広瀬は信長の理解者であり、正妻の濃姫を演じる。

【写真】大胆イメチェン! ボブパーマ姿の広瀬すず

 同作は、今川義元の大軍を数的にはるかに劣る織田軍が打ち破り、日本史上最大の逆転劇と謳(うた)われ、織田信長を一躍戦国時代の主役に押し上げた伝説の一戦、“桶狭間の戦い”を題材とした本格歴史エンターテインメント。

 時代劇初挑戦となる広瀬は「実は、“舞台と時代劇はむいていないかもしれない!”と思っていました(笑)。でも『なつぞら』(2019年 NHK)を終えた後に、何か新しいこともやってみたいな、と考えていたので、このタイミングでこのお話がいただけてよかったです」と率直な思いを吐露。

 そのほか、自身の役どころ、海老蔵演じる信長の印象などを語った。

――今回の役を演じるにあたって、実際演じてみて。
所作が決まっているので、先生に細かく聞いて、練習の時間を設けていただきました。ほかにも、登場人物の関係性を把握したいと思い、本を読んだり時代劇のドラマを見たりもしました。(実際演じてみて)所作が入ってくるので(現代劇のように)自分の心情だけで自由に芝居ができない、セリフも難しい中で、その奥を読むことが難しかったです。それは今までにない感覚で、“これが時代劇か”と思いました。

――海老蔵演じる信長について。
信長のことをしっかりと調べたわけではないのでイメージでしかないのですが、海老蔵さんが演じられる信長は、“きっとこういう人だったんだろうなあ”と思わせるようなたたずまいでした。つい目で追ってしまうような存在感も、多分共通しているところだと感じました。お芝居になると、絶対に目をそらせてはいけない、負けたくないという気持ちになるほどの目で見つめられるので、“絶対、目をそらさないぞ”という気持ちで演じました。以前、イベントでお会いしたことがあったのですが、その時も、絶対的なオーラやつい目で追ってしまう存在感を感じたことを思い出しました。

――『なつぞら』の大森寿美男さんが今回も脚本を手がけられました。
今回のお話をいただいた時に、大森さんが『なつぞら』執筆の後も休まずにこの脚本を書かれていたということも聞いて、さらにやってみたいなとも思ったんです。大森さんの脚本は、セリフが優しくて、毎回読むのが楽しみになる単語も多くて。『なつぞら』の時も、ストレートなセリフとそうではない表現の微妙なニュアンスが私はすごく好きでした。でも今回は時代劇なのに、全然違うお話をこんなふうに描けるなんて、とびっくりしました。

――印象に残っているシーンは?
父の斎藤道三が討ち死にした後に、“私は信長様にとって役に立てない身になった”というシーンです。実はクランクインして2日目の撮影だったので、正直、“難しいな”とも思ったのですが、すごく考えながら演じました。土田御前とのシーンも、黒木瞳さんは一言しゃべられた瞬間に、“やっぱりすごい方だな”と思いながら演じさせていただきました。

――初時代劇を終えての感想
時代劇には、現代劇ではあまり感じることのできない、はかなさがあって。今回は撮影の日数が少なかったので。まだまだ知らないこともたくさんあるだろうなと感じました。今回演じた濃姫は、独特の存在感があるイメージだったので、演じられたことがとてもうれしかったですし、別の作品でまたこの役をやってみたいなと思いました。そういうのも時代劇ならでは考えられることですよね。

――視聴者にメッセージ
濃姫の強くて、でもどこかはかないところはとても魅力的で、その表現には悩みましたが、現代の女性にも共感していただけるところだと思います。戦のシーンは私も一視聴者として楽しみにしています。

■あらすじ
1560年、清洲城。27歳の織田信長(市川海老蔵)が「敦盛」を舞っている。同じ時、今川軍の先鋒・松平元康(後の徳川家康)は織田軍の砦(とりで)の前で、その采配を振るう時を待っていた。駿河の総大将・今川義元(三上博史)が織田家の領地・尾張を我が物にするべく、二万五千の大軍をもって進攻してきたのだ。前夜、今川軍に対し籠城策を訴える家老衆をあしらった信長は、翌早朝にたった五人の小姓を従えて清洲城から姿を消した。恐れをなして逃げたのだという生母・土田御前(黒木瞳)に対して、濃姫(広瀬すず)は決して逃げたりはしないと言い切り信長の身を案じる。信長は木下藤吉郎(中尾明慶)など、信用できる者たちを動かし今川軍の情報を集め、義元が大高城に向かうのではなく、織田信長軍と戦う構えで桶狭間にいることを突き止めた。やがて、織田軍本陣に家老衆が軍勢とともに到着したが、その数は二千ほどで、今川軍との差は圧倒的だった。二万五千VS二千。果たして信長はどんな戦略でこの大軍に立ち向かうのか…。奇跡の戦いが今始まろうとしていた。

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