上西雄大監督、ロンドン映画祭で2年連続2冠の快挙

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 昨年、児童虐待を題材に描いた『ひとくず』で「ロンドン国際映画祭(London International Filmmaker Festival )2020」外国語部門最優秀作品賞(グランプリ)&最優秀主演男優賞を受賞した上西雄大監督と奥山和由プロデューサーがタッグを組んだ新作、『西成ゴローの四億円』(前編)が、本年度の同映画祭でも外国語長編部門最優秀作品賞&最優秀主演男優賞をダブル受賞。2年連続でダブル受賞を果たすという快挙を遂げた。

【写真】映画『西成ゴローの四億円』イメージ画像

 ロンドン国際映画祭は、英ロンドンで開催される映画祭で、本年度は3月15日~19日にオンラインで開催された。上西監督は、「昨年は、ロンドンの地で『ひとくず』のキャスト・スタッフと共に受賞の喜びに歓喜しました。今年は、僕にとって『ひとくず』と等しく命の意義を抱く作品『西成ゴローの四億円』が、外国語長編部門のグランプリを、僕に最優秀主演男優賞をいただきました。正に心から歓喜しております。映画のためにさまざまな想いをしました。そして今、映画が僕の人生に生きる意義を授けてくれています」と、喜びのコメント。

 『西成ゴローの四億円』は、大阪のドヤ街と呼ばれる西成(にしなり)に住む、日雇い労働者・土師悟朗が主人公。腕っぷしが強くて皆から頼られる反面、殺人罪で服役していた過去から「人殺しのゴロー」という異名を持っていた。断片的に記憶を失った彼だが、元政府諜報機関の工作員だったこと、妻と娘がいたことなど記憶を少しずつ取り戻していく。ある時、家族の現状を知ったゴローは、固く決意する。「心臓移植が必要な難病を患う一人娘のために、どんなことをしてでも四億円を稼いでみせる」ということを。

 本作は、現代社会に巣食う闇の世界や人間の情の力を根底に、大金を稼ごうと必死に抗う一人の男の生き様を描いた物語。同時に、登場人物たちの所持金や貯蓄額からその人物の生活や経済観念が分かる構成になっていて、リアルな人間模様を味わうことのできる点も見どころ。

 主人公のゴローを監督の上西本人が演じ、ゴローの最大の敵となるフィクサーに奥田瑛二 、政府諜報機関時代のゴローの元同僚に津田寛治、ゴローの元妻に山崎真実が出演。ほか、松原智恵子、笹野高史、加藤雅也、木下ほうか、波岡一喜、『ひとくず』で色濃く印象を残した徳竹未夏、古川藍なども参加している。

 さらに、「現在、受賞作品『西成ゴローの四億円』の後編を大阪・西成にて、全力と全幅の注意を払う安全対策の元、撮影しております。 どうぞご期待ください」と、上西監督。後編のキーマンとなる韓国巨大マフィアの会長役で石橋蓮司が出演する。今年中に前後編とも全国公開予定。

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