「まん丸で可愛い!」サランラップCMの猫が話題、動物プロダクションが明かすペットモデルの今

オリコン

 目の前でサランラップを切る女性を見て、「サランラップを切ってみた~い」とつぶやく猫。現在OA中の『サランラップ』CMに出演するペットモデルの猫・おもちちゃんが人気だ。林家たけ平が演じる”猫の声”も絶妙で、Twitter上では「可愛すぎて、観る度に反応してしまう」「ほっぺたのぷっくり度合いが超好き」「『ハッ!』て顔するグレーの猫、丸っこくて、ホンマ可愛い」と称賛のコメントが寄せられている。おもちちゃんが所属する動物プロダクション『アニマルプロ』の担当者に、おもちちゃんの魅力、また動物撮影の注意点について話を聞いた。

【動画】「サランラップを切ってみた~い」、“おじさん声”も絶妙! 何度も見たくなるCM

■まん丸なフォルムが人気、「可愛い」とも「不細工」ともとれるキャラクター性

 猫のおもちちゃんは、1歳のブリティッシュショートヘア。今年8月に2歳になるという男の子だ。昨年9月にアニマルプロに所属し、所属後すぐに『サランラップ』CM出演が決まったそうだ。

――CMではおもちちゃんがとても可愛らしいと人気ですが、この子の性格や魅力について教えてください。

 「ねこじゃらしが好きで、おやつも大好き。人に触られるのも大好きな甘えん坊です。まだ若いので、『遊びたい』『食べたい』などの欲が強いですね。性格的に、撮影には向いていると思います。この子の魅力は、まず顔が可愛いこと。まん丸なフォルムで、ビジュアルが良い。ただ可愛いだけでなく、ちょっと不細工とも、ふてぶてしいとも取れますよね(笑)。ビックリ顔とかいろいろな見え方ができますし、キャラクター性があると思います」

――今回のCMには、どのような経緯で選ばれたんでしょう?

 「キャスティング段階では猫種は決まっていなかったのですが、予定されている演技内容を見て、対応できる子を選出しました。その後、『ちょっと変わったキャラの子がいいかな』という話になり、おもちの動画を撮って見せて『こういう感じならできます』と提案したんです。撮影中も、おもちはすごく良い子にしていました」

――アニマルプロさんでは、たくさんのペットモデルを扱われていると思いますが、ペットモデルに向くタイプ、向かないタイプはありますか?

 「『借りてきた猫』という言葉もありますが、特に猫は環境の変化に弱いんです。撮影では初めての場所がほとんどで、移動もあります。そこで、どこまで緊張せず、ストレスを感じずに取り組めるかをチェックして、適性のある子だけを採用しています。うちは入所オーディションがかなり厳しいので、合格率は20~50%くらい。初めての場所でお座りができない犬や、胸が上がってしまう猫は難しいですね。無理をしてストレスを与えてしまうのはペットたちがかわいそうですから、最初の段階でしっかり選別しています。撮影経験が多い子は、現場で普段食べられないおやつを食べたり、スタッフから『可愛い』と言われたりして、楽しく撮影に臨めるんですよね。結局、人が好きじゃないとストレスになってしまうので、それが大前提です」

――撮影時に、ペットにストレスを与えないために注意されていることは?

 「事前に演出コンテを確認させてもらい、『ここまではできますがこれ以上は難しいです。このやり方は危ないと思います』と、制作サイドに伝えるようにしています。その点は、しっかり注意していますし、とにかく動物に負担がかからないよう、動物が嫌がることをしない方向で進めています。動物って、恐がると何もできなくなるんですよ。普段良い子でも、現場で大きな音を聞いたりするとびっくりしちゃって怖がったり、何もできなくなってしまうので、現場の関係者全体にそうならないよう配慮をお願いしています」

■撮影現場の変化も、ペットモデルも「子役と同じ」

――昨今では、動物愛護の機運が高まっていますが、変化を感じますか?

 「そういった意味で、気になる演出や見え方については、制作サイドとも話し合いながら進めています。その子がどういう感情で撮影に臨んでいるのか、画面から伝わるところもあると思いますし、無理をさせないようにしていますね。昔と今では、撮影現場でもより注意するように変化しているのではないでしょうか」

――動物を使う以上、そういう配慮は大切ですよね。

 「そうですね。アニマルプロの場合、すべての動物に飼い主がいることもあり、動物が嫌がること、危険なことは絶対しないです。よそのお子さんを預かっているわけなので、子役事務所と考え方は一緒。その意味でも、制作側の意向と、こちらができることのバランスをとることが大切だと思っています」

――昨今はコロナ禍の影響でペットブームと言われています。自分のペットをモデルにしたいという方は増えていますか?

 「コロナの影響かは定かではありませんが、年々増えてはいますね。ペットをモデルにするためには、たとえば家と違う環境を怖がらないようにお出かけするとか、何かしらのトレーニングをすることになると思います。モデルにすることが目標だったとしても、そのためにペットと向き合い、ペットのことを考える時間が増えることは、悪いことではないと思います。それに、『うちの子は何もできない』と思っていても、いざトレーニングしてみたら『いろいろできるじゃん』と発見できるケースも結構あるんですよ(笑)」

関連リンク

PR

オリコン アクセスランキング

PR

注目のテーマ

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング