かまいたち、まだまだスタートライン「今はとにかく頑張るべき」 『かまいガチ』枠昇格でも地に足つける

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 お笑いコンビ・かまいたちの関東地区初の冠番組として、1日から木曜深夜0時台に昇格したテレビ朝日系『かまいガチ』(深0:15~0:45※一部地域を除く)。枠昇格第1回から「ガチでニューヨークをシメよう!」という企画を放送し、番組らしさが失われることはなかった。かまいたちの山内健司(40)、濱家隆一(37)が取材に応じ、“売れた”と言われても地に足をつけている現状を語った。

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■枠昇格も、らしさはそのまま 特番は「意外な結末を迎えました」

 10日の午後11時から特番『かまいガチ ~春の芸人にらめっこ祭り&ウルトラソウルショッピング~』が放送される。「春の芸人にらめっこ祭り」は、誰もが知っている遊びのにらめっこを『かまいガチ』流にアレンジ。ネタ、フリップ、歌など笑わせればなんでもありと、参加者たちが持てるすべての力を使って勝負に挑む。参戦するのはかまいたちに加え、マヂカルラブリー、アインシュタイン、蛙亭の4組となる。濱家は「楽しい雰囲気で、みんなで笑かし合いをしようと立ち上がった企画なんですけど、思いのほか、賞レースを戦いまくっているメンバーなので、めちゃくちゃ真剣になっちゃって。スベられへんという空気になった。みんな面白かったんですが、そうでないメンバーも…。そこを見てほしいですね」と呼びかけ、山内は「事前に予想していた結果にならなかったんですよね…。自分も含め、周りも『この人が強いんや…』っていう意外な結末を迎えました」と明かす。

 もう1つの企画「ウルトラソウルショッピング」は深夜の放送時代でも展開した山内が買い物を“させられる”人気企画。濱家が連れて行った店でB’zの大ヒット曲「ultra soul」を流し、サビ終わりの瞬間に指さした商品を山内が強制的に購入させられるというハチャメチャなルール。高額商品ばかりの店が山内を待ち受けるが、今回、山内は何を買うことになるのか? 山内は「一番、困るやつですよ…。演者に負担を強いるバブル期のような振る舞いで。給料いくらだと思っているんですか…、と。さんまさん、たけしさん、所さんがやるのとは違う。今のところ、ぶっちぎりでホントにやめてほしい企画です。こんなのホンマにしてるテレビはないですよ」とボヤきが止まらず。

 そんな山内に対し、濱家は「僕は一番、楽しいです。1回目の時に、ひげそりを2つ買ったのとか、見ていて腹が千切れそうになるぐらい笑った。商品自体はいいのに、そんなに必要じゃないものを買うって面白い」と笑顔を弾けさせる。そして、「今回に関してはほしいものではあったと思う。感謝されてもいいのに文句を言われるのはおかしい。背中を押してあげようというところから始まった企画なんでね」と濱家が首をかしげると、山内は「いや、言うやろ。自分のタイミングで、自分でしっかり選んで買うべきものばかり…」と納得できない表情を浮かべていた。

 また、枠昇格1回目から『かまいガチ』らしい企画を放送。濱家は「昇格して、よしこれからという時にまずすることが、出てきそうな後輩の芽を摘みに行く。我々らしい企画になった」と自信を見せたが「根がしっかりしてて、上の葉だけ千切った感じになったかな…。逆に強くなりそう」と一抹の不安も。「今後は共存という道を選ぼうかな」と濱家が話すと、山内は「向こうの出方しだいかな」と上から話し、笑わせた。

■山内の出てほしい人はビタミンSのお兄ちゃん 濱家「癒着でしかない(笑)」

 この番組から新たなスターが出る可能性も。どんな芸人に出てほしいか問われると濱家は「芸人さんより菅田将暉さんに出てほしい」ときっぱり。山内も「そっちのがいい。そことつながっている、そういう人と共演できる立場なんだと世間の人に知ってほしいな、と」と賛同した。ただ「個人的にはビタミンSのお兄ちゃんかな。いいヤツなんです」と山内は競馬仲間である芸人の名前を挙げ、濱家から「いいヤツはいいヤツだけど、癒着でしかない(笑)。そして、出そうと思ったら、すぐ出せる(笑)」とツッコまれていた。

 冠番組の枠が昇格するなど、もはや“ネクストブレイク枠”から、もう一歩リードした印象。ただ2人は浮かれることはない。濱家は「非常に大事な時期。やっとスタートラインに立たせてもらった。今、一周回っている途中。『お前ら、なにができるんや』と試していただいている。今はとにかく頑張るべき、という感じです」と目線はあくまで足元に。山内も「仕事は増えてきて、いろんなことをやらせてもらっている。特に僕は変わらず。もし呼ばれなくなったら『お疲れ様でした』と。その気持ちだけですね」と実直に一歩を進める。

 そんな状況だが、周囲からの印象に残った言葉について問われた濱家は「他局ですけど、朝の情報番組が決まったんです。発表になった当日にルミネtheよしもとの出番があって劇場に行ったら、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)が近づいてきて『おめでとうございます。ホンマにスゴいです。見た時、マジでうれしかったです』とめちゃくちゃなうそをついてきました。それが印象に残ってますね(笑)。そんなこと絶対に思ってないので」とニヤリ。山内も「ナダルがうれしがる意味がわからんもんな(笑)。関係ないのに、なにがうれしいんやろ…。僕が印象に残っているのは、その時にナダルが『僕も出してください』と。どこに出る場所があんねんって(笑)」と裏事情を暴露。濱家は「まぁ、祝福してくれたんで『ありがとう』とは言いましたけどね(笑)」と大人の対応をしたという。

 関西では無謀な企画をいくつも経験。だからこそ、関東でもこんな企画やっていいのか、と思った企画はあったのか。濱家は「グッズやな」と即答。グッズとは『かまいガチ ヌーディーなトレーディングアクリルスタンド』のことで、一糸まとわぬ2人のアクリルスタンドである。山内は「全裸のアクリルスタンドですよ(笑)。現場では出てますから(笑)。爆売れらしいです。もう、わけがわからないです(笑)」と苦笑いし、濱家も「『なるわけないのに、こいつ何してんねん』と思ったら、ホンマにグッズになりましたからね。しかも、売れているという(笑)」と笑っていた。

 そんな番組だけに、2人にとってはこれからの指針になるような存在だという。「いろいろやらせてもらう、こういう番組が1つあれば大丈夫やろうな、と。これで安泰という意味ではなく、この番組でお笑いをやらせてもらえるんだな、という意味で大丈夫だろうなと思います。番組があることで自分たちのモチベーションも違うと思いますね」と濱家が話せば、山内も「僕らが『この企画、大丈夫ですか』という企画を持ってくる番組。常に攻めている感じで行けているのがいいですね。普通はスタッフさんがブレーキをかけるんですけどね。変ですよね(笑)」と同番組への期待を語る。

 「メガヒット企画も出したいです。成功4、失敗6ぐらいでもいいので(笑)。失敗も笑える番組にしたいですね」(濱家)。「無難なのはしないと思うので常に見ていてほしいですね」(山内)。2人の進化は、まだまだ止まらない。

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