アランバローズ逃走V 東京ダービー 【大井】

友好紙

 「第67回東京ダービー」(S1・ダート2000メートル)が9日、大井競馬場で行われ、単勝1番人気のアランバローズが好スタートを決め、鮮やかに逃げ切った。勝ち時計は2分6秒6で、重賞4勝目。勝った左海誠二騎手(46)=船橋・岡林光=は2013年のインサイドザパーク以来2度目、林正人調教師(60)=船橋=は同じくインサイドザパーク、昨年のエメリミットに続き3度目の優勝。3/4馬身差の2着にギャルダルが入り、1、2着馬はジャパンダートダービー(Jpn1、7月14日・大井・ダート2000メートル)への優先出走権を獲得した。

■重賞4勝目

 作戦は最初から決まっていた。アランバローズの最大の長所はスピード。それを最大限に生かせるのは逃げ以外にない。スムーズにゲートを出ると素早くハナを主張。まんまと単騎逃げに持ち込んだ。こうなればこの馬は強い。ゴール前は他馬の猛追を受けたものの、「頑張ってくれ、頑張ってくれと言い聞かせました」と左海誠。見事に押し切り、南関東3歳馬の頂点に立った。

 「距離が長いかもと思っていたけど、能力の高さを改めて感じました。自分のリズムを大事に一番いい形で進められました」。鞍上は会心の勝利にニッコリ。「ファンの方々の前でダービーを勝ててうれしいです」と声を弾ませた。3度目のダービー勝利となった林正人師も興奮を隠せない。「逃げしかないと思っていたけど、全然レースを覚えてないよ。家に帰ってレースを見るよ」と放心状態だ。それでも、愛馬の勝利には「うちの馬が一番強いと信じて送り出したし、前2走の借りを返せて良かった」と目を細めた。

 次走に関しては「オーナーサイドから状態に問題なければジャパンダートダービーに行ってもいいと話はきている」と林正人師。見事な復活を果たした2歳王者アランバローズが、JRA勢を相手にダート界の真の世代王者を目指す。 (森田雄喜)

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