伏兵キャッスルトップV ジャパンダートダービー 【大井】

友好紙

 3歳ダート王決定戦「第23回ジャパンダートダービー」(Jpn1・ダート2000メートル)が14日、大井競馬場で行われ、ハナを奪った船橋所属で単勝12番人気の伏兵キャッスルトップが、JRA勢を振り切って押し切り、重賞初制覇。勝った仲野光馬騎手(31)=船橋・玉井等=も重賞初制覇、渋谷信博調教師(51)=船橋=はJpn1初制覇。頭差の2着に2番人気のゴッドセレクション、さらに頭差の3着に3番人気のウェルドーンが入った。

初重賞で頂点!

 衝撃の結末が待っていた。混戦を断ち切ったのは、船橋から繰り上がりで挑戦した12番人気の伏兵キャッスルトップ。自慢のスピードを全開させ、後世に語り継がれるような大番狂わせを演じ、初の重賞挑戦で3歳ダートの頂点へと一気に駆け上がった。

 「僕自身、G1どころか重賞も初優勝。びっくりしています」と殊勲の仲野光が目を細めれば、「正直、勝っちゃったという気持ち。感動で震えています」と、人馬の活躍を見守った渋谷博師は声を震わせて余韻に浸った。

 鞍上の思惑通りだった。「逃げが最も勝ちに近い形と思っていました」。ゲートに神経を集中し、素早く出ると内に進路を取って大逃げに打って出た。極端な競りはない。直線で外から迫るライバルたちの勢いに耐え抜き、激闘を見事にものにしてみせた。

 「勝ったのは分かりました。これからは馬の成長に追い付くよう頑張っていきます」と謙虚に語った仲野光。頼もしいパートナーに巡り合えたのは今後の貴重な財産となるだろう。次からは王者として胸を貸す立場。ジャパンダートダービーの勝利は、陣営にとってまだ序章にしかすぎない。 (森田雄喜)

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