アルクトス連覇 マイルチャンピオンシップ南部杯 【盛岡】

友好紙

 「第34回マイルチャンピオンシップ南部杯」(Jpn1・11日・盛岡競馬場・ダート1600メートル)は、単勝1番人気のアルクトスがゴール前で力強く抜け出し、見事に連覇を達成した。勝ち時計は1分35秒3で、同馬は重賞4勝目。勝った田辺裕信騎手(37)は2年連続4度目の勝利、栗田徹調教師(43)は2年連続2度目の勝利。2馬身半差の2着に7番人気ヒロシゲゴールド、さらに頭差の3着に2番人気のソリストサンダーが入った。

ヒーロー

 衝撃のパフォーマンスから1年。アルクトスが驚異の日本レコード勝ちを果たした盛岡の舞台に戻って再び躍動した。「昨年に続き、この馬で勝ててうれしいです。今回は人気でプレッシャーもありましたが結果を出せて良かった」と田辺。まさに昨年の再現かのようなレースぶりだった。

 スタートを決めると、包まれない大外枠を生かして好位でリズムを重視。前走の浦和さきたま杯が窮屈な競馬だっただけに、鞍上はパートナーにスムーズな走りをさせることを何よりも優先した。道中は無理せず外に進路を取って人馬一体。抜群の手応えで最終コーナーを回った時には「安心して見ていられました」と、栗田師も勝利を確信したと言う。

 「年齢を重ねて絶好調をキープすることが難しくなっていますが、一戦一戦、頑張ってくれるし、僕の大好きな馬なのでこれからも頑張ってほしい」。デビュー4戦目以降から手綱を取り、連続騎乗でコンビ19戦目の田辺は手放しで相棒を褒めたたえた。陣営の期待に応え、見事に連覇を達成したアルクトス。脚元の状態などから今後は未定だが、まだまだ自慢の豪脚でダート界を盛り上げてくれるはずだ。(森田雄喜)

 ◆アルクトス ▽牡6歳・鹿毛▽父アドマイヤオーラ、母ホシニイノリヲ(母の父シンボリクリスエス)▽馬主・山口功一郎氏▽生産者・北海道新冠町 須崎牧場▽戦績・22戦10勝(うち地方5戦3勝)、重賞は2019年プロキオンS・G3、20年マイルチャンピオンシップ南部杯・盛岡Jpn1、21年さきたま杯・浦和Jpn2、マイルチャンピオンシップ南部杯・盛岡Jpn1(1着賞金6000万円)の4勝▽総収得賞金・2億9964万3000円(うち地方1億5870万円)▽栗田徹調教師は20年アルクトスに続き2勝目、田辺裕信騎手は16、17年コパノリッキー、20年アルクトスに続き4勝目。

 戦い終わって

 ソリストサンダー(3着)「いいところで競馬ができましたが、ちょっとハミ取りが良かったかなという感じで、もう少しリラックスしてくれるともっと弾けたかなと思います。前回の状態から比べるとまた上がっているので、調子は取り戻していると思います」(戸崎)

 インティ(4着)「雰囲気よく出ましたし、最後も力強く伸びていました。今日の馬場を考えると、すごくいい内容で競馬ができたんじゃないかなと思います」(岩田望)

 ワイドファラオ(5着)「できれば自分で動けるポジションで競馬がしたかったんですけどね。今日も思うようなスタートが切れなかったけど、それでも先行して最後まで踏ん張ってくれました」(福永)

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