宮崎駿監督『千と千尋』は「みなさんのもの」 鈴木敏夫プロデューサーが明かしたやり取り

オリコン

 スタジオジブリの代表取締役でプロデューサーの鈴木敏夫氏が9日、都内で行われた舞台『千と千尋の神隠し』の製作発表会見に登壇。宮崎駿監督の不朽の名作を舞台化するにあたり、宮崎監督が語ったことなどを明かした。

【ポスタービジュアル】ピンクと青で対照的…千尋を演じる橋本環奈&上白石萌音

 鈴木氏は「『千尋』という作品は、僕の小さなガールフレンドをモデルに作った作品なんですよ。あれから20年…。感慨深いですよね」としみじみと語り「みなさん頑張ってください!」と演じるキャスト陣へエールを送った。

 舞台化にあたり「彼(宮崎監督)は『いいよ』と簡単な一言だけだったんですね。『もう俺の手は離れたから。あんなに多くの人に支持されたから、俺のものじゃない。みなさんのもの』そういう感じでしたね」とやり取りを明かした。

 また、舞台への期待を聞かれると「間違いなく、素晴らしい舞台を作ってくれると思います。(演出のジョン・ケアード氏は)宮崎とも意気投合していましたから。どうぞ、よろしくお願いします」と上演を心待ちする様子だった。

 原作は、2001年に公開され、昨年末に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が更新するまで日本の興行収入1位を20年以上も守り続けた宮崎監督の作品。03年には米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞、19年には中国で公開されるなど、世界中で愛されている。

 会見には鈴木プロデューサーのほか、千尋役(Wキャスト)の橋本環奈、上白石萌音、ハク役(Wキャスト)の醍醐虎汰朗、三浦宏規、カオナシ役(Wキャスト)の菅原小春、辻本知彦、リン・千尋の母役(Wキャスト)の咲妃みゆ、妃海風、釜爺役(Wキャスト)の田口トモロヲ、橋本さとし、湯婆婆・銭婆役(Wキャスト)の夏木マリ、朴ロ美、兄・千尋の父役の大澄賢也、演出担当のジョン・ケアード氏、演出補佐の今井麻緒子氏も登壇した。

 公演は、東京・帝国劇場にて、2022年3月2日~29日(2月28日から3月1日にプレビュー公演)。ほか、4月13日から24日まで、大阪・梅田芸術劇場。5月1日から28日まで、福岡・博多座。6月6日から12日まで、北海道・札幌文化芸術劇場。6月22日から7月4日まで、愛知・御園座にて上演される。

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