NHK大阪、河瀬直美氏への密着番組内容に謝罪 東京五輪反対デモめぐる“金銭授受”字幕「確認が不十分でした」

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 NHK大阪放送局は9日、公式サイトを更新し、昨年12月26日に放送、30日に再放送したBS1スペシャル『河瀬直美が見つめた東京五輪』について「字幕の一部に不確かな内容がありました」と謝罪した。

【写真】閉会式をど真ん中見つめる河瀬監督

 同番組は、6月公開予定の東京五輪公式記録映画で監督を務める河瀨直美氏を密着。「コロナ禍以前の2019年7月に取材を始め、撮影した映像は5000時間以上。今月、編集作業に入った。開催をめぐり賛否の声がぶつかりあった五輪が私たちの社会に残したものとはなにか。その問いへの答えを探そうと、河瀨さんは膨大な映像素材と向き合っている。長期にわたる密着取材に加え、記録映画の素材も用いながら河瀨さんの知的格闘を描く」としている。

 公式サイトでは「映画の製作中に、男性を取材した場面で『五輪反対デモに参加しているという男性』『実はお金をもらって動員されていると打ち明けた』という字幕をつけました。NHKの取材に対し、男性はデモに参加する意向があると話していたものの、男性が五輪反対デモに参加していたかどうか、確認できていないことがわかりました。NHKの担当者の確認が不十分でした。番組の取材・制作はすべてNHKの責任で行っており、公式記録映画とは内容が異なります。河瀨直美さんや映画監督の島田角栄さんに責任はありません」とつづった。

■NHK大阪放送局の謝罪全文
去年12月26日に放送、30日に再放送したBS1スペシャル「河瀨直美が見つめた東京五輪」後編の字幕の一部に、不確かな内容がありました。
この番組は、東京五輪の公式記録映画監督である河瀨直美さんや映画製作チームに密着取材したものです。映画の製作中に、男性を取材した場面で「五輪反対デモに参加しているという男性」「実はお金をもらって動員されていると打ち明けた」という字幕をつけました。NHKの取材に対し、男性はデモに参加する意向があると話していたものの、男性が五輪反対デモに参加していたかどうか、確認できていないことがわかりました。NHKの担当者の確認が不十分でした。
番組の取材・制作はすべてNHKの責任で行っており、公式記録映画とは内容が異なります。河瀨直美さんや映画監督の島田角栄さんに責任はありません。
字幕の一部に不確かな内容があったことについて、映画製作などの関係者のみなさま、そして視聴者のみなさまにおわびいたします。
今後、番組内容のチェック機能の強化など、再発防止に向けた取り組みを進めてまいります。

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