26日サニックス旗福岡国際中学生柔道 武雄打倒広陵で全中の雪辱

後列に並ぶ男子部員5人との練習で力を付け、サニックス旗で初優勝を狙う橋口(前列中央)や鹿(前列左から2人目)ら女子チーム
後列に並ぶ男子部員5人との練習で力を付け、サニックス旗で初優勝を狙う橋口(前列中央)や鹿(前列左から2人目)ら女子チーム
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練習で競い合う橋口(右)と鹿
練習で競い合う橋口(右)と鹿
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 団体戦で争う「2017サニックス旗福岡国際中学生柔道大会」が26日、福岡県宗像市のグローバルアリーナで行われる。国内外から男子86チーム、女子55チームが参加し、将来の柔道界を担うホープがぶつかり合う。海外勢はロシアや米国、オランダなどからエントリー。女子では第2シードの武雄(佐賀)が今夏の全国中学校大会(全中)70キロ超級3位の橋口茉央(まひろ、2年)を軸に、全中団体2連覇を果たした第1シードの広陵(奈良)を打倒しての初優勝を狙う。

■部員男女5人ずつ

 「打倒広陵」が武雄の志だ。県大会女子団体を昨年初制覇して全中に出場した佐賀の新鋭は、今年も県内一となって全中で16強に当たる決勝トーナメントに初進出し、広陵に敗れた。

 その中学柔道界の女王がサニックス旗で第1シード。ともに勝ち上がれば、決勝で対戦する。チームの主柱、橋口は「日本一になりたい」と夢を描く。雪辱を期す全中は3年生になっての来夏だが、そこへの道中の今冬も広陵に勝ちに行く。

 昨年のサニックス旗では橋口が大将に座って8強に入った。この好成績を中堅としてともにつかんだのが同級生の鹿歩夏。今夏の全中では63キロ級で16強に入り、着実に力を付けて第2シード校の第2の柱になった。

 橋口、鹿ともに手本にする高校生がいる。100キロに満たない体ながら女子最重量級で国内トップ級に躍進した素根輝(福岡・南筑高)に憧れ、88キロの橋口は「自分より大きな選手を投げたい」と意気込む。鹿は自らより軽量の52キロ級で活躍する阿部詩(兵庫・夙川学院高)を「動きが速く、技が切れる」と動画などでチェックを重ねる。

 武雄は佐賀県で2023年に開催される国体に向けた中学女子柔道の本年度「強化拠点校」2校の一つ。部員は男女各5人の小所帯だが、それぞれが刺激し合い、競争しながら練習を積んできた。「男子がいてこそ女子がある」と山田恵士監督。新進の強豪は頂点まで駆け上がるか。 (安部裕視)

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男子、混戦模様 女子、広陵V3目指す

展望 試合は今年施行された国際ルール(申し合わせにより関節技は禁止)で実施される。男女とも14歳以下でチームを編成し、男子は5人制、女子は3人制の点取り方式で争われる。

 男子は力がきっ抗し、混戦模様だ。11月の西日本少年柔道大会(広島)を制し、今大会2連覇を狙う大蔵(福岡)や全中優勝の大成(愛知)、同2、3位の曽根(福岡)、国士舘(東京)などが力を持つ。

 女子は全中2連覇後に西日本少年柔道大会や12月の吉岡杯争奪若鷲柔道大会(山口)を制した広陵が最有力で、今大会3連覇が懸かる。武雄や西日本少年柔道大会2位の曽根、吉岡杯2位の沖学園(福岡)、東海大静岡翔洋などが追う。

 大会は将来、五輪や世界選手権代表などを目指す中学生の育成や競技力の向上、国際交流を目的に2003年から開催。大会前日までに技術指導や合同練習、技術交流会などがあり、リオデジャネイロ五輪女子70キロ級金メダリストの田知本遥さんらが指導する。また、大会後の27、28両日は錬成会で鍛え合う。

=2017/12/23付 西日本スポーツ=

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