高山初V シード3人にオール一本勝ち

女子78キロ級決勝で浜田(下)から大外刈りで技ありを奪った高山
女子78キロ級決勝で浜田(下)から大外刈りで技ありを奪った高山
写真を見る
女子70キロ級決勝で新井(上)に一本背負い投げを決める大野
女子70キロ級決勝で新井(上)に一本背負い投げを決める大野
写真を見る

 女子78キロ級で23歳の高山が旋風を起こした。昨年の世界選手権2位の梅木、GSデュッセルドルフ大会覇者の佐藤を破り、決勝は鹿児島南高の先輩で昨年のGS東京大会を制した浜田を合わせ技一本で撃破。シード選手3人にオール一本勝ちで初優勝し「金メダルを持っているのが夢みたい」と笑った。

 昨年まで2年連続初戦敗退。三井住友海上の柳沢久監督に「次も負けたら成長していないということ」と言われて奮起した。3月のGSエカテリンブルク大会をオール一本勝ちで優勝。「調子を上げた大会の約3週間後に選抜。試合勘は他の選手よりあったかな」と勝因を分析し「監督をギャフンと言わせたかった」と、また笑顔を見せた。

 浜田尚里(女子78キロ級決勝で高校の後輩の高山に敗れ、3年ぶりの優勝を逃す)「1、2試合目はいい感じだったが、決勝は相手のペースになった。(高山とは)何度も対戦しているが、うまくなってきていると感じる」

 梅木真美(女子78キロ級で昨年の世界選手権銀メダルも初戦敗退)「これが自分の実力。寝技のチャンスを狙おうとしたけど…。出だしがいつも遅いのが課題。意味のある負けになるよう、しっかり振り返りたい」

 佐藤瑠香(女子78キロ級準決勝で敗退)「話さないといけないけど、話す言葉が見つからなくて…。結果がすべてなので申し訳ありません」

 大野陽子(女子70キロ級で初優勝)「(決勝で決めた)一本背負い投げは体が勝手に動いた。今年のテーマは一本でも指導でも何でもいいので、勝ちにこだわること。勝ち続けることが東京五輪に向けて必要」

 新井千鶴(女子70キロ級の昨年の世界選手権女王は決勝で大野に一本をとられる)「飛んじゃいましたね…。日本でダントツで勝ってこそ代表。自分の柔道を見つめ直す」

 能智亜衣美(女子63キロ級優勝)「以前は自分のいいところを出すことばかり考えていたが、相手の長所を殺すことも大事と考えて研究した」

=2018/04/08付 西日本スポーツ=

西日本新聞のイチオシ [PR]

ホークス下剋上日本一!西スポ2018アーカイブス

西日本新聞のイチオシ [PR]