はなわの長男を延長で撃破 沖学園・宮崎、“繰り上げ”出場で男子100キロ超級初V 全九州高校柔道

男子100キロ超級の決勝で熱戦を演じた沖学園の宮崎(右)と佐賀工の塙
男子100キロ超級の決勝で熱戦を演じた沖学園の宮崎(右)と佐賀工の塙
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男子100キロ超級を制した沖学園の宮崎
男子100キロ超級を制した沖学園の宮崎
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 柔道の第68回全九州高校大会(西日本新聞社など後援)最終日は17日、鹿児島市の鹿児島県体育館で男女各7階級の個人戦があり、男子100キロ超級は宮崎颯音(しおん)=福岡・沖学園2年=が決勝で塙元輝(佐賀工3年)に延長の末に優勢勝ちして初優勝を果たした。女子78キロ超級は1年生の松沢佑栞(ゆうか)=福岡・敬愛=が制した。世界選手権(9月・バクー)混合団体戦の代表で同級の素根輝(福岡・南筑3年)は出場していない。

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宮崎「代打」出場 県3位から栄冠

 巡ってきたチャンスを生かした。男子の最重量級決勝。宮崎が延長にもつれ込んだ熱戦を制した。「せっかく決勝まで来たのに、ここで諦めたらもったいない。思い切りいこう」。延長に入り、守勢に回る状況が増える中、塙が攻めに出たところを起死回生の足技で返して技ありを奪った。

 「相手が足を出してきていたので『ワンチャンスを狙えるかな』と思った。得意な形でした」と得意満面な宮崎。実は本来なら立つことができなかった舞台だった。福岡県大会では同級3位。2位までに与えられる全九州の出場資格を得られなかったが、2位の選手の欠場で1週間前に急きょ出場が決まった。

 父の貴文さんから「父の日だからプレゼントが欲しい」と優勝を厳命されて送り出された畳で、188センチの長身を生かした組み手と足技を武器に快進撃。準決勝までの3試合を全て一本勝ちで制して勢いに乗った。

 熊本県八代市在住。「レベルの高い福岡で強くなりたい」と沖学園中時代から新幹線通学を続ける。次の目標は7月の金鷲旗。「そこで目立ちたい」と再び快進撃を誓った。 (向吉三郎)

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はなわ長男元輝「隙を突かれた」

 タレントのはなわの長男、塙は惜しくも100キロ超級九州王者の座を逃した。「悔しいけど、後悔はしていない」。攻めた結果の準優勝に複雑な表情。延長に入って積極的に技を出したが「相手が一瞬の隙を突いてきた」という返し技に屈した。テレビのバラエティー番組で密着される注目の存在。「金鷲旗は一つでも多く勝ち上がって九州の意地を見せたい。全国総体は個人で4強以上が目標。今回の負けが良かったと思えるようにしたい」と誓った。

 松沢佑栞(1年生で女子78キロ超級を優勝)「県大会では敬愛の同級生に負けていたので絶対に勝ちたかった」

=2018/06/18付 西日本スポーツ=

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