柔道女子78キロ級・佐藤が意地のV「勝ち続けた先に五輪」

グランドスラム大阪大会の女子78キロ級決勝で、梅木(左)を破り優勝した佐藤
グランドスラム大阪大会の女子78キロ級決勝で、梅木(左)を破り優勝した佐藤
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 女子63キロ級と同じくリオでメダルを逃した女子78キロ級では、昨年の世界選手権代表で福岡県中間市出身の佐藤瑠香(コマツ)が意地を見せた。GS大阪大会決勝で梅木を足技で崩し、横四方固めで一本勝ち。「勝たないと次はない。良かったというより、ホッとした」。9月の世界選手権で浜田尚里(自衛隊)=鹿児島県霧島市出身=が金メダルを取っただけに、危機感を力に変えての優勝だった。

 佐藤は4月の全日本選抜体重別選手権で準決勝敗退。世界選手権代表を逃したが、女子70キロ級の大野陽子(コマツ)の練習相手として現地バクー入りした。自身は4度出場して届いていない頂点に、初出場の浜田が立った瞬間を見た。

 「悔しいけど出られなかった自分が原因。早く切り替えた」。GS大阪大会ではキューバ選手との準決勝で開始直後に一度一本勝ちを宣告されたが、ビデオ判定の末に取り消しに。以前なら感情が乱れる場面でも冷静さを失わず、終了間際に横四方固めを決めた。

 GS大阪では準決勝で梅木が浜田に勝利。三つどもえの五輪代表争いが続く。26歳の佐藤は「出る大会で勝ち続けた先に五輪の出場権がある」と危機感を緩めない。今年はGS2大会やアジア大会を含め、国際大会で全勝。勝利を重ね、世界女王2人に食らいつく。

=2018/12/12付 西日本スポーツ=

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