児玉成長Vだ 九州王国再興へ

児玉碧衣が初Vへ猛スパートを決める
児玉碧衣が初Vへ猛スパートを決める
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 2年連続出場の児玉碧衣は、初出場だった昨年よりちょっとだけ“お姉さんモード”で決戦の地・平塚へ足を踏み入れた。「このレベルになると、脚の差はそんなにない。運もあるし…。あとは日ごろの行いの差ですかね」。クスっと笑いながら、「私、道にごみが落ちていたらこうやって拾ってますし」と身ぶりを交えた冗談で周囲を和ませた。1年前の立川では「絶対に勝ちます。勝つために来ました」と気合では誰にも負けなかったが、空回りして3着。今年は「緊張するとは思うが、一度経験している分、いい意味での緊張を高めていきたい」と、力を出し切ることに主眼を置く。

 コメントの端々に、自信がみなぎっている。「練習はみっちりやってきました。仕上がっています」。ナショナルチームが行うような重いギアでの練習も取り入れてパワーをつけた。大レースではスタートで後手に回ることもあったが「発走の練習もたくさんやりました。あとは、その成果を出すだけ」と課題克服に手応え十分。5番車と外目の枠も気にしていない。

 決断もあった。「今回初めて、ギアを3・77に上げます。77での練習初日はまるでダメでしたが、2日目から慣れてきて、直前はかなりいいタイムが出ました」。このギアの威力を練習通り発揮させれば、ライバルを置き去りにしてゴール線を駆け抜けるはずだ。

 「多くの方に助けられ、応援をいただいてここまで来たけれど、まだタイトルを取れていない。勝って、みなさんに恩返しがしたい」。その思いがかなう瞬間が、今日やってくる。

 (5)児玉碧衣 昨年のGGP(3着)は悔しかった。同じ思いをしないように、今年こそ優勝できるようにと頑張ってきた。ギアを3.71から77に上げる。中団から思い切って。

=2017/12/28付 西日本スポーツ=

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