大塚復活へ手応え上々 九州王国再興へ

初日7Rを終え、連係した山田英明(左)と話す大塚健一郎
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 四日市でS級S班を経験した2人の“イチロー”に、笑顔が戻った。中川誠一郎は初日5R、8番手から豪快なBS捲りで1着。「年末はひどかったので…」と苦しかった時期を振り返りながら、ホッとしたように口元を緩めた。昨年末の別府記念と佐世保記念はともに、初日(9)着の後、2日目も惨敗で敗退。気落ちした表情が続いた。しかし1月はG3 2節を戦い、ともに準決勝進出。「底は脱した」と調子はもう上向く一方だ。

 大塚健一郎は「サドルもハンドルも、まっさら」と、フレームを含め自転車を一新して臨んでいる。初日は3着だったが「感じがいい。方向性も見えた。こんな感触は久しぶり。2年ぶりか、それより前か…」と回想しながらも笑みを浮かべた。直線では外を踏み「突っ込まなかったが、コースは見えた。今までは見えなかったし、上々ですよ」。もっと上の着が狙えたと言わんばかりだ。「今すぐとはいかないが、新車をもっと仕上げて、夏ごろにはいい感じになる」。数年前まで“九州で最もタイトルに近い男”と言われた追い込み職人も、ここ2年以上F1さえ優勝できずに苦しんでいる。だが初日の一戦が、ブランクに終止符を打つきっかけとなるはずだ。

 北津留翼と山田英明も2予に進出。特選10Rの坂本亮馬は3着に入り、2日は準優フリーパスの優秀「スタールビー賞」へ進んだ。

 北津留 仕掛けが遅くなってしまい、先輩(園田匠)に悪いことをした。

 山田英 昨年のG1では、初日が良くなかったので、しっかり走ろうと思った。今回は大塚さんが後ろなので気持ちが入った。

 坂本亮 調子があまり良くないので、悪いなりの走りをしたのが良かった。調子が良くて自分で仕掛けていたら、平原さんに止められていたでしょう。

=2018/02/10付 西日本スポーツ=

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