新田豪快捲りV 全日本選抜 【四日市】

 四日市競輪(三重県四日市市)で4日間にわたり開催されたG1「第33回全日本選抜競輪」は12日、最終12Rで決勝が戦われ、新田祐大が2角すぎに豪快な捲りを放って勝利した。優勝賞金2990万円とともに、年末のKEIRINグランプリ(静岡)への出場権を一番乗りで手にした。新田は大会初優勝で、昨年11月の競輪祭からG1連続制覇。4日制以上のG1では6度目のV。2着は先手を奪った近畿4車の番手から2角捲りで抜け出した村上義弘。3着には村上義マークの村上博幸が入った。4日間の総売上額は、83億5901万円(目標96億円)だった。

■ヒーロー

 2角すぎ8番手捲りで前団をひとのみ-。圧倒的なパワーを見せつけた新田祐大が全日本選抜初Vと、昨年11月の競輪祭に続くG1連覇を達成した。

 「一番後ろにならないように考えていたし、最高で、理想通りの展開になりました」。古性の発進で村上義の2段駆け。そして捲りを仕掛けた吉沢マークから平原の自力発動。ライバルたちの動きは、全てが想定の範囲内だった。道中2番手から車を下げて鐘4角で8番手を確保すると、反撃する吉沢-平原を追い掛けながら、その外を強引にスパートした。「(中途半端になった)準決のレースを踏まえて、行けるところから一気に仕掛けた。平原さんを乗り越えてからも、ゴールまでしっかりと踏みました」

 2015年3月のダービーで一つ目のG1タイトルを手にすると、わずか3年で7度のG1優勝。グランドスラム(全6冠)まで寛仁親王牌を残すだけとなったが「一戦一戦、しっかりと戦うことを目標にしている。G1は取れるタイミングというのがあると思うので、そこは意識していません」と、さらり。

 今後は2020年、東京五輪の出場権ゲットに向けた争いが始まる。そのため、今年はG3以上のレースでの出走が基本線となるが、次回のG2ウィナーズカップ(3月18~21日、松山)では「もっと競輪らしいレースを見せたい」と気合たっぷり。海外だろうと日本だろうと自転車に乗っている限り、新田は常に“全力駆け”だ。 (森川)

=2018/02/13付 西日本スポーツ=

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