山田G3初制覇 開設記念 【武雄】

武雄開設68周年記念で優勝し、賞金ボードを掲げる山田英明
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 武雄競輪のG3開設68周年記念「大楠賞争奪戦」は15日、最終日の最終12Rで決勝戦を行い、山田英明(35)=佐賀・89期・S1=が最終バックから番手捲りを決めて1着ゴール。地元開催で、初めて4日制G3の優勝を達成した。2着は、阿部拓真の番手から山田後位に切り替えた小松崎大地。3着には山田後位を村上義弘にさばかれながらも、終3半から伸び返した園田匠が入った。節間の車券売上額は56億9743万円(目標60億円)だった。

■ヒーロー

 デビュー14年目にして、4日制G3初制覇。何よりうれしい地元で決めた。山田は終BS、打鐘からスパートして強引に主導権を奪った松川の後位で後方を確認すると、村上の捲りに合わせてスパート。「慌てずにしっかり(タイミングを)判断できた。そこからは、がむしゃらでした」。3角過ぎに先頭に立つと、スピードはゴール線まで緩めなかった。「松川君の気持ちがうれしかったし、園田さんも後ろを固めてくれた。ほんと、ラインのおかげです」。地元エースの重責を果たし、ホッとした表情を見せた。

 さらには「先輩、後輩、そして家族に支えられた。知り合いもたくさん来てくれた」と、1角スタンドに陣取った応援団にも感謝した。「その期待に応えられてうれしい。重圧の中で結果を出せたのは大きい」と最高の笑顔を見せた。

 2015年8月の富山記念決勝では、先頭でゴールしながら内抜き失格。しかしそこから頭角を現し、G1優出3回と輪界のトップクラスへと成長を遂げた。ただ、足りないのはタイトル。「G1を勝つことが、今の最大の目標。次のダービーに向け、しっかり練習に取り組む」。35歳でも成長を続ける努力の男はきっと、さらに大きな勲章を手にするはずだ。 (野口)

【戦い終わって】

 小松崎(2着)あのメンバーで先行するのは簡単なことじゃない。それをやってのけた阿部君はすごい。

 村上義(4着)(園田をさばいて4番手から捲るも及ばず)最後は脚が足りなかったけど、力勝負はできた。また頑張ります。

 和田真(5着)村上さんの動きが目に入ってしまって…。もっと早めに仕掛けるか、あおりを乗り越えるくらいの脚が必要ですね。

 松川高(9着)出切ったところで脚はもういっぱい。早く番手から出てくださいと思った(笑)。

【決勝戦VTR】

 松川が最終HSで猛抵抗する阿部を叩く。園田は村上にさばかれ、隊列は松川-山田-小松崎-村上に変化。村上の2角捲りに合わせて山田が番手発進を決めてV。

■伊勢崎差してV 6Rブロックセブン

 6Rのブロックセブンは、伊勢崎彰大が直線で差してVを飾った。レース後は報道陣のカメラに「まるで優勝したみたいだ」と、まずはジャブ。先行した根本哲吏マークだったが、位置を狙われることもなく「ラッキーというか、(自分に)オーラがあったのかな」と“絶口調”。「体も昨年より早めに仕上がっている。これに浮かれずに頑張りたい」と、体調面での好調さもアピールしていた。

=2018/04/16付 西日本スポーツ=

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