三谷が2年連続のダービー王 日本選手権 【平塚】

連覇を達成し、胴上げされる三谷竜生
連覇を達成し、胴上げされる三谷竜生
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1着ゴールする三谷竜生(7)、2着の村上義弘(9)、3着の脇本雄太(3)
1着ゴールする三谷竜生(7)、2着の村上義弘(9)、3着の脇本雄太(3)
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 平塚競輪(神奈川県)で6日間にわたり激闘が繰り広げられたG1第72回日本選手権(ダービー)は6日、最終11Rで決勝が戦われ、三谷竜生(奈良・101期)が2年連続のダービー王に輝いた。大会連覇は第66、67回の村上義弘以来7人目。三谷は賞金6500万円と、年末の静岡グランプリ(GP)出場権を獲得した。2着に村上義、3着には逃げた脇本雄太が入った。4着の村上博幸まで、近畿4車が上位を独占した。6日間の売上額は約135億9000万円(目標155億円)だった。

■ヒーロー

 近畿の絆の強さが際だった一戦だった。絶好の番手差しで史上7人目のダービー連覇に輝いた三谷竜生は、額にわずかに光る汗を拭きながら「みんなの力で勝たせてもらった。ライン4人でしっかり決まったし、本当に良かった」と答え、胸をなで下ろした。

 近畿勢は、想定通りの後ろ攻め。6番手の脇本が打鐘を目がけて猛ダッシュを仕掛けても、三谷、村上義、村上博は誰ひとりとして切れることなく、一本棒のスタイルを形成した。2番手で追った三谷は「ただ脇本君に付いて行っただけ。あの掛かりだったら、後ろから誰も捲って来ないと思ったが、ゴール線までしっかりと踏み込んだ」と、Vシーンを振り返った。

 近畿ただ一人で走った昨年は、山口の桑原大志と連係。俊敏な立ち回りで深谷知広の3番手を奪い、直線一気でG1初優勝をもぎ取った。だがライン4人で走った今年は、番手戦でV2を達成。違う景色からつかんだ頂点に、3番手を回った村上義も「近畿で一人だけのSS班で頑張ってきたし、優勝者にふさわしい」と素直に賛辞を贈った。

 「昨年はダービーで勝った後にケガをして、グランプリ(GP)は参加しただけに近かった。悔しかった。だからこそ、今年はそこでしっかりと結果を残せるように頑張ります」。GP再挑戦の切符を手にした三谷が、年末の1億円決戦に向けて早々と、そして着々と準備を進めていく。 (森川)

 ◆三谷 竜生(みたに・りゅうき)1987年9月5日生まれの30歳。滋賀県大津市出身、101期。2012年7月デビュー。通算成績は483走161勝、優勝26回。ビッグレース優勝は2回(17、18年ダービー)。通算取得賞金3億482万9011円。身長168センチ、体重82キロ、B型。師匠は父の三谷典正(49期=引退)。

■決勝戦VTR

 和田が前受けを狙ったが浅井が好枠を生かし、浅井-香川、新田、山中-和田、脇本-三谷-村上義-村上博で周回。赤板1半で脇本がカマして近畿4車が先頭に。浅井は近畿と車間が空き第2先行。8番手から山中が2角捲りで、7番手の新田がBS捲りで上昇を狙ったが、最後まで誰も近畿勢に近づけず。三谷が直線で脇本を逆転し、3番手から伸びた村上義が、脇本との写真判定の末に2着。

■戦い終わって

 村上義(2着)後ろから誰か来たら何かしなければと思っていたが、脇本君のスピードが落ちなかった。

 脇本雄(3着)ようやく自分らしさが戻ってきたが、勝ちへの執着心が薄いのかも。決勝は結果が全てだから貪欲にいかないと。

 村上博(4着)脇本君がすごかった。脚力の違いを感じて、終1角から1着を取るという考えが消えた。

 香川雄(5着)浅井君もきつかったと思うし、仕方ない。いい経験になった。

 浅井康(6着)山中君が抑えに来なくて予想外だった。脇本君ももう少しペースで流すと思っていた。

 和田健(7着)山中君に任せていたので仕方ない。また一緒に乗れる機会をつくりたい。

 新田祐(8着)勝負どころで仕掛けられなかったのが敗因。浅井君が飛び付くと思って待ってしまった。

 山中秀(9着)どううまく浅井さんや新田さんを動かせるかというレースだったが、何もできなかった。

 2018/05/07付 西日本スポーツ

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