ガルコレは優香V

9Rのガールズケイリンコレクションで優勝した小林優香
9Rのガールズケイリンコレクションで優勝した小林優香
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■ヒロイン

 女子トラック競技の第一人者でもある小林が、世界を相手に戦うパワーを見せつけた。鐘4角から必死で逃げる妹弟子の児玉を終始射程に入れ、BS捲りで難なく乗り越えた。児玉に2車身差の完勝だった。

 競輪ファンの前で走るのは、昨年7月のガールズケイリンフェスティバル以来。「道中、前と接触して危なかったが対応できた。そこが昨年と違うところ」と、その決勝での落車失格から成長した姿をアピール。「向かい風で(児玉らを)乗り越えられた。あとは追い風だったので」と涼しい顔でレースを振り返った。

 「脇本さんのレースが刺激になった」。同じNTで厳しいトレーニングを重ねる同志が強い内容で決勝を決めていただけに、一足先に優勝をつかみ取りたかった。今後も東京五輪に向けて、トラック競技が活動の中心になる。「(ガールズでの)数少ないチャンスでいいスタートが切れた。明日からNTでトレーニングがスタートする。世界チャンピオンになることだけを考えたい」。2020年の夏まで、小林に本当のゴールは訪れない。 (野口雅洋)

■碧衣は敗れて「燃えてきた」

 2着の児玉は「悔しい。でも、しっかり仕掛けて力は出し切れた」と前を向いた。「出切るのに脚を使って、BSでも向かい風で脚を使って…。でも、このメンバーで優香さん以外には負けなかった」と自信も深めた。そして何よりの収穫は、競走へのモチベーションに再び火が付いたこと。「昨年、ガールズグランプリ優勝という、選手になったときからの目標を達成して、今年は年明けから気持ちが入らなかった。でも優香さんに負けて、燃えてきました」。再戦の日まで、心の炎を燃やし続ける。

=2019/03/25付 西日本スポーツ=

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