金鷲旗男子は国士舘連覇 大牟田3位、無念の準決敗退 優勝の夢、後輩に託す

【男子準決勝・日体大荏原‐大牟田】大吉(日体大荏原)を大腰で破る田中(大牟田・左)
【男子準決勝・日体大荏原‐大牟田】大吉(日体大荏原)を大腰で破る田中(大牟田・左)
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準決勝で日体大荏原に敗れ、うなだれながら引き揚げる大牟田の選手たち
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 平成28(2016)年度金鷲旗高校柔道大会最終日は24日、福岡市博多区のマリンメッセ福岡であり、男子決勝で昨年優勝の国士舘(東京)が日体大荏原(同)を破って2年連続9度目の優勝を果たした。

 大牟田(福岡)が4年ぶりに4強入りし、埼玉栄とともに3位。九州勢では鎮西(熊本)とノーシードの国東(大分)、延岡学園(宮崎)がそれぞれベスト16に入った。

    ◇    ◇

 4強入りは「最低限の目標」だった。春の全国選手権3位の木更津総合を準々決勝で下してそこに食い込んでも、大牟田の大将、西田将樹(3年)は「最高の目標だった優勝に届かず、悔しい」と笑顔になれなかった。

 日体大荏原との準決勝。相手の次鋒、長井晃志(3年)に一本背負いや袖釣り込み腰などで投げられ、3人を抜かれて劣勢に立たされた。西田が組み合ったのはモンゴル出身の副将、ハンガル・オドバートル(同)。

 有効を先取し、モンゴル相撲に似た組み手で抱きつかれても攻め続けた。攻撃柔道が大牟田の信条。相手を崩し、寝技を狙ったところで返され、逆に抑え込まれた。「担ぎ技にも、抱きついてくることにも備えてきたけれど、対策が足りなかった」。相手の手の内が分かっていたからこそ、西田には悔しさが募る3位となった。「後輩にはこの成績を超えてほしい」

 初戦の2回戦から4回戦途中まで、先鋒で13人を抜いた谷所郁海ら2年生3人が今大会の畳に上がった。「もっとやれた」と谷所。各地の強豪との差を「しっかりポイントを取る技を持っているかどうか」と自覚する。

 入学後、1人平均20キロ増量して鍛えてきた。「無名の素材でもやれるところを見せたかった」と杉野健次郎監督。昨年は大会史上初めて16強入りを逃した九州7県をけん引する大牟田が、もう一つ、二つ上へ行くときはきっと来るはずだ。

=2016/07/25付 西日本新聞朝刊=

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