嘉穂2年連続5回戦で涙

【男子5回戦・東海大甲府‐嘉穂】川高(東海大甲府・右)を果敢に攻める大里(嘉穂)
【男子5回戦・東海大甲府‐嘉穂】川高(東海大甲府・右)を果敢に攻める大里(嘉穂)
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県高体連筑豊ブロック柔道専門部長の大庭勇平さん
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 金鷲旗高校柔道大会は最終日の24日、男子の4回戦から決勝までがあった。筑豊勢でこの日まで唯一残った嘉穂は4回戦を制し、5回戦で惜敗した。

 4回戦は鎮西(熊本)との九州対決。一時リードされたが、大将の大里雅選手(18)が相手副将から技ありを奪い、大将戦に。延長戦にもつれこんだ末、相手大将の反則があり、2人を抜き勝利した。

 5回戦では東海大甲府(山梨)と接戦を繰り広げた。次鋒の佐藤奨馬選手(16)は相手先鋒から大内刈りで技ありを奪い、大里選手は相手中堅を小外刈りで下し、それぞれ1人ずつ抜く活躍。しかし、最後は大里選手が相手副将と引き分け、惜しくも2年連続5回戦敗退となった。

 大里選手は「全力は出せたが、目標の6回戦に行けず悔しい」と話し、指導してきた小茂田敦部長(56)は「1、2年生には来年、今回以上の結果を出してほしい」と語った。

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【大会を顧みて】競技人口の増加が不可欠 県高体連筑豊ブロック柔道専門部長の大庭勇平さん

 今回の金鷲旗高校柔道大会では筑豊地区から男子7校、女子2校が出場。男子の嘉穂は5回戦まで進み、他校は男女ともに初戦敗退だった。稲築志耕館、鞍手竜徳、飯塚の男子3校は初戦で負けたが、大将同士の闘いまで持ち込み健闘したと言える。

 嘉穂は筑豊地区で唯一最終日まで残ったが、長年5、6回戦の壁を破れない。5回戦以上に進出するためには、全国に通用する力を持った選手が必要だ。地元の中学と合同練習するなど中高間の関係を深め、地区内の有力選手の流出を止めなければならない。

 柔道の競技人口を地区内で増やすことも課題だ。金鷲旗大会出場に必要な5人の登録選手数の確保に悩む学校も多い。選手が大会で活躍し、注目されることで柔道に興味をもつ人を増やしたい。 (談)

=2018/07/25付 西日本新聞朝刊=

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