日田林工 さあ仕切り直し 応援団「これで流れ変わる」

0807hita.jpg 「恵みの雨。気合を入れ直して頑張れ」‐。9年ぶり4回目の夏の甲子園出場を果たした日田林工は6日、初戦の大阪桐蔭(北大阪)と対戦したが、4点リードされた2回裏、猛烈な雷雨に見舞われてノーゲームになった。再試合は7日の第1試合。ずぶぬれの応援団からは「これで流れも変わるはず。7日こそ、林工らしい野球を」と期待する声が相次いだ。

 日田林工は、エースの末次群投手が初回から大阪桐蔭打線につかまった。直球を狙い打ちされた上、二死一、三塁の場面では一塁走者をけん制しようとして痛恨のボーク。暴投も重なって初回で3点を献上すると、スタンドから「落ち着け」の声が飛んだ。

 そして2回裏。大阪桐蔭の先頭打者が本塁打を放ち、日田林工応援団からは悲鳴が。しかし、ぽつりぽつりと落ち始めた雨粒がスタンドをぬらし、声援の代わりに雷鳴が球場にとどろき始めた。

 審判員が試合を中断した後も応援団は名残惜しそうにグラウンドを見詰めていたが、約30分後に降雨ノーゲームが宣告されてた。

 松尾弘喜主将の父秀喜さん(65)は「日田林工にとっては恵みの雨」。佐藤衆二監督も「選手は中止と聞いて安心したでしょうね」と、ほっとした表情を見せた。末次投手は「満員のアルプススタンドを見たら一気に緊張してしまった。7日は力まずにコースを攻めます」と気合を入れ直していた。

 名古屋市中区から来た同校野球部OBの小関晋太朗さん(21)は「今日はチームの雰囲気が良くなかった。明日はきっとやってくれるはず」と、再試合での勝利を期待していた。

【写真】楽器にビニールをかけて球場を後にする日田林工の生徒たち

=2008/08/07付 西日本新聞朝刊=

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