今宮(明豊)最後の夏成長見せる 大分大会7月11日開幕

遊撃での守備練習に励む明豊・今宮健太 第91回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間・甲子園)の大分大会の組み合わせが24日、決まった。49校が参加して7月11日に開幕。決勝は同26日、新大分球場で行われる予定だ。春夏連続出場を目指す第1シードの明豊は初戦となる2回戦で、日田と日本文理大付の勝者と対戦する。春の選抜大会では2回戦で高校生ナンバーワン左腕の菊池雄星(3年)擁する花巻東(岩手)に敗れた明豊は、投打の柱でプロ注目の今宮健太(同)が聖地でのリベンジに燃える。21世紀枠で選抜大会に出場した大分上野丘は2回戦で高田と津久見の勝者と対戦する。

●今度こそ攻略
 春に味わった屈辱を忘れたことはない。「今度こそ菊池を攻略する」。勝負の夏を見据え、今宮は瞳をぎらつかせた。春の選抜大会、明豊は準優勝した花巻東と2回戦で対戦。自慢の打線が大会ナンバーワン左腕と言われた菊池に完封され、0-4で敗れた。

 3番サードでスタメン出場した今宮は初回こそ右前打を放ったが、2死二、三塁の好機で打順が回ってきた5、7回はいずれも内野ゴロに打ち取られた。「2度もチャンスをつくってもらったのに打てなかった。自分のせいで負けた」。リリーフ登板しても菊池に左前打を許し、投打にわたって辛酸をなめた。


●遊撃手に固定
 選抜大会後、チーム事情や将来のプロ入りを見越してポジションを遊撃に固定。フリー打撃では打撃投手に厳しい内角攻めを要求し、左投手の内角球をさばく練習を繰り返した。飛距離も格段にアップ。高校通算53本塁打のうち、22本は選抜後に放ったものだ。

 野手練習に集中することで、雑になることもあった走塁、守備の確実性が増した。投球練習も合間に行っており、ピンチではMAX149キロの球を披露する覚悟もできている。大黒柱の成長には大悟法監督も「走攻守投すべてでレベルアップした」とうなずく。

 春は2度経験した甲子園だが、夏はまだ未知の世界。「小さいころにアルプススタンドで観戦したことがあるけれど、春とは雰囲気がまったく違う。最後の夏、まずは大分を勝ち上がる」という今宮。灼熱(しゃくねつ)の太陽の下、最高の輝きを放ってみせる。 (伊藤瀬里加)


◆今宮健太(いまみや・けんた)1991年7月17日生まれの17歳。大分県別府市出身。幼稚園時に「別府大平山少年野球部」で野球を始め、小学3年から投手。明豊中3年時に全国大会出場。明豊高では1年夏から「1番・遊撃」でレギュラーをつかみ、内野手と投手の両方で活躍。2007年、08年とセンバツ大会出場を果たした。直球の最速は149キロ。遠投120メートル。血液型O。171センチ、70キロ。右投げ右打ち。

【写真】遊撃での守備練習に励む明豊・今宮健太

=2009/06/26付 西日本スポーツ=

【大分大会関連記事】


西日本新聞のイチオシ [PR]

ホークス下剋上日本一!西スポ2018アーカイブス

西日本新聞のイチオシ [PR]