輝翔館 夏初校歌 作詞手がけた黒木瞳さんに贈る1勝 全国高校野球地方大会 福岡
第92回全国高校野球選手権大会(8月7日から15日間・甲子園)の福岡大会は4日、南部、北部大会1回戦を行った。創部4年目の輝翔館中教校は久留米高専に7-2で勝利。初の夏1勝を挙げ、女優の黒木瞳さん(49)が作詞した校歌を初めて球場で歌い上げた。各会場で試合が雨天中止となり、日程が変更となった。
■創部4年目
黒木さんやりました! 夏初勝利を挙げた輝翔館中教校が、創部4年目で夏の初勝利をつかんだ。「やっとですね。練習時間や場所も限られている中、よくやってくれました」と大淵信幸監督。ナインは同校がある福岡県八女市黒木町出身の女優黒木瞳さんが作詞した校歌を高らかに歌い上げた。
0-0の2回だ。相手バッテリーのミスに乗じて2点を先制し、なおも2死一、二塁から4番・赤間京介(中等6年)が中前に適時打。この回、2安打ながら打者一巡の攻撃で、一挙4点を奪った。「相手のミスにつけ込んで、序盤に点を取れたのが大きかった」と主将の木原一也(同)。3回にも3点を追加し、勝負を決定付けた。
校歌は「輝翔館の誇り-」で始まる美しいメロディーが特徴。2004年の学校設立時に黒木さんが「郷土のために役立つのなら」と無償で引き受けたという。
中高一貫校で、前期(中学に相当)の野球部とグラウンドを共用するため、守備練習ができるのは毎日1時間に限られる。さらに外野の半分は他のクラブが使用しているため、打撃練習はできない。それでも、最大6年間一緒にプレーしてきた仲間とのきずなは抜群だ。「声掛けを徹底したので雨でぬかるむ球場での中継プレーもうまくいった」と木原は胸を張る。
この日3安打の妻夫木一志(中等5年)も、「ずっと一緒にやってきた仲間と1勝を挙げられてうれしい」と笑顔。「大事なことは愛すること、自分を信じて輝くこと-」。黒木さんが歌詞に込めた思いを、白球に乗せて表現していく。
=2010/07/05付 西日本スポーツ=
■創部4年目
黒木さんやりました! 夏初勝利を挙げた輝翔館中教校が、創部4年目で夏の初勝利をつかんだ。「やっとですね。練習時間や場所も限られている中、よくやってくれました」と大淵信幸監督。ナインは同校がある福岡県八女市黒木町出身の女優黒木瞳さんが作詞した校歌を高らかに歌い上げた。
0-0の2回だ。相手バッテリーのミスに乗じて2点を先制し、なおも2死一、二塁から4番・赤間京介(中等6年)が中前に適時打。この回、2安打ながら打者一巡の攻撃で、一挙4点を奪った。「相手のミスにつけ込んで、序盤に点を取れたのが大きかった」と主将の木原一也(同)。3回にも3点を追加し、勝負を決定付けた。
校歌は「輝翔館の誇り-」で始まる美しいメロディーが特徴。2004年の学校設立時に黒木さんが「郷土のために役立つのなら」と無償で引き受けたという。
中高一貫校で、前期(中学に相当)の野球部とグラウンドを共用するため、守備練習ができるのは毎日1時間に限られる。さらに外野の半分は他のクラブが使用しているため、打撃練習はできない。それでも、最大6年間一緒にプレーしてきた仲間とのきずなは抜群だ。「声掛けを徹底したので雨でぬかるむ球場での中継プレーもうまくいった」と木原は胸を張る。
この日3安打の妻夫木一志(中等5年)も、「ずっと一緒にやってきた仲間と1勝を挙げられてうれしい」と笑顔。「大事なことは愛すること、自分を信じて輝くこと-」。黒木さんが歌詞に込めた思いを、白球に乗せて表現していく。
=2010/07/05付 西日本スポーツ=
福岡大会関連記事
- エース渡辺1番白星だ 開幕ゲーム 九州学院VS松本工(08/05)
- 「当たり前のプレーを」 組み合わせ抽選会初戦は日川(山梨)と対戦(08/05)
- 制覇誓い甲子園へ 西短大付が出発(08/02)
- 全国高校野球福岡大会 西短大付6年ぶり5度目の夏(07/25)
- 西短付 堅実プレーで頂点 守備安定 東福岡を零封(07/25)
- 東福岡 集中打で逆転 甲子園切符懸け24日決勝(07/24)
- 飯塚 ベスト4で涙 応援団、健闘たたえ拍手(07/24)
- 福岡大会 23日4強が激突(07/23)
- ノーシード小倉は惜敗 創部100年目の夏終わる (07/22)
- 飯塚、九国大付破る 東福岡、西短付も4強入り(07/22)
- 飯塚4強 2年ぶり甲子園へ熱気(07/22)
- 東海大五 28年ぶり4強 糸島、西短付は8強進出(07/21)
- 元球児が選手支える(07/21)
- 飯塚序盤猛攻、逃げ切る 九国大付と東福岡も8強(07/20)
- 1年生右腕 田中剛(東海大五)3戦連続勝利(07/19)
- 延長12回小倉、筑紫を下す 東海大五、戸畑と8強進出(07/19)
- 森(西日本短大付)142球完投 (07/18)
- 西日本短大、強豪対決制す 東福岡、飯塚は打線爆発(07/18)
- 福岡大会 高校野球県大会 17日開幕(07/17)
- 高校野球福岡大会 筑豊勢4校進出 17日嘉穂東、飯塚登場 18日鞍手、19日稲築志耕館(07/17)
- 嘉穂東・下山、305球の熱投劇 全国高校野球福岡大会(07/14)
- 嘉穂東も県大会へ 2試合連続延長戦 田川力尽く(07/13)
- 県大会に地元勢4校 高校野球北部大会が閉幕(07/13)
- 福岡北部・南部大会 小倉 シード校破る 南部は筑紫が初の県大会(07/12)
- 福岡南部大会 福翔 シード校破る 東福岡など4校県大会へ(07/11)
- 福岡北部大会 自由ケ丘 3回戦で涙 戸畑、延長サヨナラ勝ち(07/11)
- 福岡北部大会 嘉穂東-田川 再試合に 延長十五回 投手戦譲らず 稲築志耕館、鞍手 県大会へ(07/11)
- 福岡南部大会 西短付が県大会へ 祐誠、久留米商は敗れる(07/11)
- 福岡北部大会 九国大付、慶成 県大会へ シード小倉工など3回戦進出(07/10)
- 福岡北部大会 金子が五回に本塁打 シード飯塚が快勝 筑豊勢、10日 4校登場(07/10)
- 福岡南部大会 筑紫、シード南筑破る 福工大城東、東海大五順当勝ち(07/10)
- 南部大会 糸島競り勝つ(07/09)
- 「初公式戦」七回完封 福岡工応援団に参加(07/09)
- 北部大会 田川、シード八幡破る 嘉穂東、稲築志耕館、鞍手 3回戦へ(07/09)
- 東福岡サヨナラ勝ち 南部大会(07/08)
- 5番右翼・龍(九国大付)スーパー1年生 全国高校野球地方大会(07/08)
- 創部100周年 54年ぶりメモリアルVへ 小倉 逆転発進 全国高校野球地方大会(07/08)
- 東筑 逆転サヨナラ 九国大付は順当勝ち(07/08)
- 西田川が2回戦敗退 最終回、あと1本出ず(07/08)
- 完封で夏初白星 新生・福大大濠 全国高校野球福岡大会(07/07)
- 南部大会 糸島・中村が完封(07/07)
- 北部大会 田川、嘉穂東が初戦突破 筑豊勢4校 東鷹、筑豊は惜敗(07/07)
- 北部大会 宮田(中間)ら3投手完封 北九州・京築7校が2回戦進出(07/07)
- 坂田 奮投13K 祐誠 悲願の「初切符」へ完封発進 全国高校野球福岡大会(07/06)
- 育徳館 石本投手 5回無安打無失点 東筑、折尾愛真など2回戦へ(07/06)
- 筑豊勢3校 2回戦へ 稲築志耕館 直方 鞍手竜徳(07/06)
- 宇美商が逆転勝利 朝倉など2回戦へ(07/06)
- 輝翔館、小郡 2回戦へ 究真館 先制も及ばず 南部大会(07/05)
- 西田川 猛攻12得点 1回戦4試合が雨で延期 北部大会(07/05)
- 高稜 初戦突破ならず 西田川コールド勝ち 4試合 雨で延期 北部大会(07/05)
- 武蔵台など2回戦へ 福岡中央がコールド勝ち 5試合 雨で延期に 南部大会(07/05)
- 輝翔館 夏初校歌 作詞手がけた黒木瞳さんに贈る1勝 全国高校野球地方大会 福岡(07/05)
- 球児熱闘の“夏”開幕 新宮 接戦制す(07/04)
- 球児熱闘の“夏”開幕 青豊 延長サヨナラ(07/04)
- 筑豊勢は14チーム出場 甲子園目指し 福岡大会始まる(07/04)
- 礼儀より時間短縮 高校野球福岡大会 球場退去時、審判に…おじぎやめて 福岡県高野連 「試合 テンポよく」(07/04)
- 甲子園懸け3日開幕 高校野球福岡大会 133チーム激突(07/03)
- 最後に当たりくじ 選手宣誓は石橋選手 八幡中央主将 高校野球福岡大会(06/23)
- 全国高校野球福岡大会 7月3日開幕(06/23)