輝翔館 夏初校歌 作詞手がけた黒木瞳さんに贈る1勝 全国高校野球地方大会 福岡

2010年07月05日 11:53
 第92回全国高校野球選手権大会(8月7日から15日間・甲子園)の福岡大会は4日、南部、北部大会1回戦を行った。創部4年目の輝翔館中教校は久留米高専に7-2で勝利。初の夏1勝を挙げ、女優の黒木瞳さん(49)が作詞した校歌を初めて球場で歌い上げた。各会場で試合が雨天中止となり、日程が変更となった。

 ■創部4年目

 黒木さんやりました! 夏初勝利を挙げた輝翔館中教校が、創部4年目で夏の初勝利をつかんだ。「やっとですね。練習時間や場所も限られている中、よくやってくれました」と大淵信幸監督。ナインは同校がある福岡県八女市黒木町出身の女優黒木瞳さんが作詞した校歌を高らかに歌い上げた。

 0-0の2回だ。相手バッテリーのミスに乗じて2点を先制し、なおも2死一、二塁から4番・赤間京介(中等6年)が中前に適時打。この回、2安打ながら打者一巡の攻撃で、一挙4点を奪った。「相手のミスにつけ込んで、序盤に点を取れたのが大きかった」と主将の木原一也(同)。3回にも3点を追加し、勝負を決定付けた。

 校歌は「輝翔館の誇り-」で始まる美しいメロディーが特徴。2004年の学校設立時に黒木さんが「郷土のために役立つのなら」と無償で引き受けたという。

 中高一貫校で、前期(中学に相当)の野球部とグラウンドを共用するため、守備練習ができるのは毎日1時間に限られる。さらに外野の半分は他のクラブが使用しているため、打撃練習はできない。それでも、最大6年間一緒にプレーしてきた仲間とのきずなは抜群だ。「声掛けを徹底したので雨でぬかるむ球場での中継プレーもうまくいった」と木原は胸を張る。

 この日3安打の妻夫木一志(中等5年)も、「ずっと一緒にやってきた仲間と1勝を挙げられてうれしい」と笑顔。「大事なことは愛すること、自分を信じて輝くこと-」。黒木さんが歌詞に込めた思いを、白球に乗せて表現していく。


=2010/07/05付 西日本スポーツ=
組み合わせはこちら

福岡大会関連記事

西日本新聞のイチオシ [PR]

ホークス下剋上日本一!西スポ2018アーカイブス

西日本新聞のイチオシ [PR]