福岡第一、打撃戦制す シード祐誠も準々決勝へ

【福岡第一‐飯塚】6回1死二、三塁、勝ち越しの中前2点適時打を放つ福岡第一・比嘉基貴投手
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 第98回全国高校野球選手権福岡大会の県大会は24日、北九州市民球場(北九州市小倉北区)で5回戦2試合があり、福岡第一と祐誠が準々決勝に進出した。福岡第一は4年ぶり、祐誠は3年ぶりの8強。

 ノーシードから勝ち上がった福岡第一は初回2点を先制し、中盤以降も得点を重ねて飯塚の追い上げをかわした。シードの祐誠はこの日も打線が好調で、2本塁打を含む16安打、12得点を挙げ、希望が丘との打撃戦を制した。

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 投打に活躍勝利に貢献 福岡第一・比嘉基貴投手

 同点で迎えた六回、打席に立った福岡第一の比嘉基貴投手(3年)は、外角のスライダーを捉えた。飯塚の二塁手の脇をかすめた打球は中前へ。二、三走が生還し勝ち越しの2点となった。「とにかく当てに行こう。自分のバットで得点を」と言い聞かせた。狙い通りのコースに抜けたボールを見届けながら、思わずガッツポーズした。

 今大会、エースとして全試合で先発を務めてきた。春から投球フォームを改め制球力が向上。直球は4回戦で136キロを記録し、変化球もカーブ、スライダー、スクリューボールを駆使する。

 しかし飯塚は、どんなに低めに配球しても、積極的に打ってくる手ごわい相手。「この試合、必ず打ち合いになる」と、国井教史副部長が警戒した通りの展開となった。比嘉投手は「相手を封じ込めるために、自分のリズムで投げることを意識した」という。打者のタイミングを外す狙いで、ひと呼吸置いて投げるなど、細心の注意を払いながら強力打線をかわし続けた。

 投球練習で左足のふくらはぎがつり、九回のマウンドは藤野幹大投手(3年)に託した。失点は4に抑えたが、完投はならなかった。四球を三つ出したのも反省点だ。「次は先発完投、できれば完封を狙いたい」。4年前は決勝で敗れた因縁の相手に雪辱を果たしての8強入り。28年ぶりの甲子園を目指し、表情を引き締めた。

=2016/07/25付 西日本新聞朝刊=

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