東筑OGの岡田さん、後輩にエール 甲子園で演舞披露した初の女子応援部員

応援部の演舞のポーズで、母校の後輩たちにエールを送る岡田悠さん
応援部の演舞のポーズで、母校の後輩たちにエールを送る岡田悠さん
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 7日に開幕する第99回全国高校野球選手権大会に県代表として挑む東筑高(八幡西区)。21年前の前回出場時、甲子園のスタンドで「初めて演舞を披露した女子の応援部員」の岡田悠さん(37)=中間市=は、強豪高を破り大舞台に立つ後輩に、「自分たちのため、精いっぱい野球をして」とエールを送る。

 岡田さんは東筑高入学後、キレのある応援部の演舞に感動。門をたたいたが、部は「男社会」であることを理由に拒否。いったん、吹奏楽部に入部した。

 だが、思いを抑えられず、5月の大型連休中、再び応援部を訪ね、「3日間、練習に参加して耐えられたら入部させてほしい」と直訴。見事クリアしたが、今度は「髪を切って来い」。短髪にしてようやく入部が許可されたという。男子に交じっての練習はきつく、「すぐ辞める」といわれたが、歯を食いしばった。

 甲子園で野球部を応援したのは2年生の時。演舞のほか指示役も任せられ、吹奏楽部に演奏曲を伝えるなどした。「厳しい先輩から認められたようでうれしかった」と振り返る。

 7月末、古巣の応援部を訪問。3年の蔵元理彩団長(18)や部員を「独特の雰囲気だけど、いつも通りに頑張って」と励ましたという。元気よくうなずく後輩の瞳には、熱い東筑魂が継承されていた。

=2017/08/04付 西日本新聞朝刊=

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