【西スポ・甲子園ベンチ裏】順延第1日は三塁側が勝つ? 選手権4度目の開会式順延 97年前は“法大出身”投手が登板!

リラックスした表情で報道陣の取材に応じる波佐見(長崎)の浜田倫主将=大阪府堺市内の宿舎ホテル
リラックスした表情で報道陣の取材に応じる波佐見(長崎)の浜田倫主将=大阪府堺市内の宿舎ホテル
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 よーいドン、で待ったがかかった…というところだろう。開会式直後、大会第1日の第1試合に臨む波佐見(長崎)。台風5号の接近で、7日に予定されていた開会式と1回戦3試合が、8日に順延となった。対戦相手の彦根東(滋賀)も同様だが、肩透かしを食らった格好のナイン。その心境を思うと、ちょっと気の毒だと思っていたが、そこは甲子園出場校だった。

 波佐見の浜田倫主将(3年)は「もうちょっと状態を上げたいと思っていた。今日(7日)でいい状態になった」とプラス思考。「1日空いて良かったと思います」とまで言う。大阪・堺市の宿舎から約20キロ、上宮太子高まで移動し、室内練習場やブルペンで約1時間半の練習。いい汗をかけたようだ。

 開会式の順延は過去に第6回(1920年)、第42回(60年)、第96回(2014年)があり、今回で4度目となった。2度目が40年ぶり、3度目は54年ぶり。ほとんど半世紀に1度のようなレアケースだったはずが、今回は3年ぶりだ。

 順延された大会第1日の試合結果を見ると、前回14年は春日部共栄(埼玉)、敦賀気比(福井)、富山商が勝利。3校ともベンチが三塁側だった、という点で共通している。波佐見は三塁側。同じ九州勢で、続く第2試合に臨む東筑(福岡)も三塁側だ。

 ちなみに初めて開会式が順延された97年前は、九州代表として出場した豊国中(福岡、現豊国学園)の“隠し玉”が物議を醸した。エースの小方二十世(おがた・はたよ)は前年に法大で、当時の四大学リーグ(立教大と東京帝大=現東大は加盟前)戦に出場していたのだ。

 当時の出場資格のルールにはまだ不備が多く、学校長が認めていれば大会主催者は受け入れる、というものだった。豊国中は初戦で鳥取中(現鳥取西)に敗れたものの、翌年から、転校後1年は大会に出場できない決まりになったという。

=2017/08/08 西日本スポーツ=

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