古豪東筑、初戦で敗れる 主力の2年生「来年へ収穫」

初戦で敗れ、相手校の校歌を聞く東筑の選手たち=8日、甲子園球場
初戦で敗れ、相手校の校歌を聞く東筑の選手たち=8日、甲子園球場
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 必ず戻って来る-。第99回全国高校野球選手権大会が開幕した8日、東筑(福岡)は第2試合で済美(愛媛)に敗れた。初戦突破はならなかったが、激戦の福岡県大会を勝ち抜き「古豪復活」を印象付けた夏。エース石田旭昇投手をはじめ甲子園の土を踏んだ2年生たちは「ここで勝てるチームを目指す」と誓った。

 21年ぶりの夏の甲子園。入場行進では、スタンドを埋めた往年の高校野球ファンから大きな拍手が送られた。試合には「東筑魂」と書かれたTシャツ姿のOBらが全国から集結。メガホンを振って声をからした。

 敗れはしたが、先発メンバー9人のうち5人を占める2年生が躍動した。三回にはセンター阿部泰晟選手が大飛球を好捕し、追加点を阻止。捕手の北村謙介選手は四回に勝ち越しの三塁打を放った。多くの選手が目を腫らす中、北村選手は「全国レベルを体感できた。来年に向けてやるべき事が分かったのが最大の収穫」と前を向いた。

 石田投手は「精神力も体力も鍛え、ピンチに動じない投手になる」と成長を誓った。二塁手の田中将悟選手は「チームワークがすごいこのチームを超えたい」と自分たちが主力となる新チームを見据える。

 「泣くな、泣くな、上を向け」。試合終了後、東京から駆け付けた野球部OBの広渡智敬さん(49)がスタンドから叫んだ。「きめ細かく打撃が強い東筑野球を存分に見せてくれた。2年生中心のチーム。来年はもっと強くなり戻って来る」と健闘した選手たちに目を細めた。

=2017/08/09付 西日本新聞朝刊=

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