創成館の野球部員に被爆4世 長崎原爆の日の思い

アルプススタンドで応援する田中亮太選手
アルプススタンドで応援する田中亮太選手
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 夏の甲子園に初出場した3年前と同じく、長崎原爆の日に初戦を迎えた創成館。選手たちは原爆が投下された午前11時2分、室内練習場で1分間の黙とうをささげた後、「平和を祈り、試合ができることに感謝してプレーしよう」と心に決めて大舞台に臨んだ。

 アルプススタンドで声援を送り続けた野球部員の田中亮太さん(3年)は被爆4世。曽祖父が長崎市の自宅で被爆した。「原爆で野球ができなくなった人もいるだけに、今、野球ができることは本当に幸せだと思う」

 長崎の特別な日に「勝利を」と願って諦めずにプレーした選手。だが、サヨナラ勝ちを収めた3年前の再現はならなかった。先発の川原陸投手(同)は「原爆のこと、被爆した人のことを思ってプレーした」と試合を振り返り、目を赤くして甲子園球場を後にした。

=2018/08/10付 西日本新聞朝刊=

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