明豊、堅守&エースに自信 打線のつながりが課題

ノック終了後に川崎絢平監督から指導を受ける明豊ナイン
ノック終了後に川崎絢平監督から指導を受ける明豊ナイン
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 46チームによる激戦を勝ち抜き、第97回全国高校野球選手権大分大会を制した明豊高校。昨夏の大分大会決勝で敗れた悔しさをバネに練習を重ね、4年ぶり5回目の夏の甲子園切符をつかんだ。6日に兵庫県西宮市で開幕する全国大会で「日本一」を目指す。

 大分大会で課題として残ったのは打線のつながり。準々決勝では、4番山中大輝選手(2年)が3安打3打点と気を吐いて勝ち上がったが、残塁は9に上った。初戦でも残塁9を記録しており、川崎絢平監督は「チャンスでの打撃がいまひとつだった試合もあった。取れた得点がまだまだあった」と振り返る。

 甲子園球場への出発を翌日に控えた7月31日の練習では、ティーバッティングなどの基本練習を繰り返した。川崎監督の「球に逆らわず低いライナーを打つこと」というアドバイスを心掛け、大会で好調を保った山中選手は「長打を意識することなく、堅実な打撃で好機をつくり出したい」と意気込む。

 守備は堅い。大分大会5試合での失策はわずか2。全試合を一人で投げきったエース前田剛投手(3年)も調子を上げている。ブルペンではこの日、麻生竜晟捕手(2年)を相手に30球を投げ込み、直球や変化球の切れを確認した。前田投手は「チェンジアップがよく決まった」と笑顔。麻生捕手も「この勢いを維持できれば、どこが相手になっても抑えられる」と自信満々に語った。

 「出場するからには日本一を目指す」。高い目標を掲げる米安王貴主将(3年)はこの日、練習を終えたチームメートに「甲子園は戦いの場だ。気を引き締めていこう」と呼び掛けた。決勝で見せた、接戦を勝ち抜くしぶとさを大舞台でも発揮できるか。ナインの奮起に期待したい。

=2015/08/01付 西日本新聞朝刊=

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