日経大Wエース有終初Vだ 福岡六大学野球秋季L1日開幕

25季ぶりのリーグ優勝を目指す日経大の森(左)と東野
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リーグ戦8連勝中の森
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プロ注目の左腕東野
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 福岡六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社後援)は9月1日、福岡市の福工大野球場で開幕する。2006年春以来のリーグ優勝を目指す日経大はリーグ戦8連勝中の右腕森祐樹(4年・有明)とプロが注目する左腕東野葵(4年・福岡第一)の左右のエースがラストシーズンを迎える。最近4年間は春が九産大、秋が九共大と交互で優勝を繰り返しており、日経大が「2強」へ食い込めるかが注目される。大学日本代表の九産大の岩城駿也(4年・東海大五)もプロを目指し猛アピールする。順位は勝率で決定し、上位3チームは明治神宮大会出場を懸けて九州大学野球選手権大会(10月20日から、ヤフオクドームなど)に進出する。 (前田泰子)

 昨秋から1年間無敵を誇る日経大の右腕エース森がラストシーズンに「10連勝を狙いたい」と目標を掲げた。昨秋のリーグ戦は開幕から5連勝で敢闘賞を獲得し、今春は無敗で3勝。リーグ戦8連勝で最後の秋に臨む。

 「最後だと思うと気合が入ってしまう。気合を入れすぎると良くないので、いつも通りに入りたい」と平常心を保つことを心掛ける。

 145キロの直球に変化球を織り交ぜ、走者を出しながらも粘りで抑える投球が持ち味。1年春の開幕戦でリーグ戦の先発マウンドに上がり、4年間主戦格で投げ続けてきた。「チームの成績が自分に懸かっているという責任感で楽しく投げられなかった」と振り返る。

 リーグ戦で2年の秋に勝ち越し、昨秋も5連勝と秋は調子がいい。今春はリーグ戦開幕直前に打球を右肘に当て出遅れただけに、今秋は万全を期して開幕を迎える。「最後は2割ぐらいは楽しみたい」と力を抜いてマウンドに立つ。

 一方、左腕エース東野は左肘の違和感で調整が遅れ、リーグ中盤からベンチに復帰する見込みだ。最速146キロの切れのある直球で三振を奪う投球にプロも注目する。

 春からはチームにトレーナーが付き、週1回、指導を受けている。今までは自分流でウエートトレーニングをしてきたが、本格的な指導を受けるのは初めて。夏場にトレーナーの指導で走り込み「下半身に筋肉がついて軽く投げても球速が出るようになった。リーグ戦で効果を試したい」と登板を楽しみにする。

■1年生から登板

 東野も森と同じく1年春からリーグ戦で登板してきた。森は「投げる球は東野の方が上」と褒めつつ「自分の球はすごくはないが、総合的に勝てる投手を目指す」と意気込む。東野は「森はライバルというより仲間。シーズン序盤は森に迷惑をかけるので申し訳ない」と仲間を気づかう。

 2人が入学してからの日経大は昨秋の2位が最高。昨年の九州大学野球選手権は予選リーグで敗退し、ヤフオクドームの決勝リーグに進めなかった。「今年はヤフオクのマウンドに立ちたい」と森。2人の集大成のシーズンが始まる。

 ◆森祐樹(もり・ゆうき)1996年9月13日生まれ。福岡県大牟田市出身。大牟田小でソフトボールを始め、大牟田中の時には硬式クラブ「大牟田ビクトリー」で投手。有明高(熊本)のエースだった3年夏、熊本大会3回戦で済々黌高に敗れた。日経大では1年春から登板。188センチ、79キロ。右投げ右打ち。

 ◆東野葵(とうの・あおい)1996年11月30日生まれ。福岡市出身。東花畑小2年のとき「自由ケ丘ベアーズ」でソフトボールを始める。花畑中時代は硬式クラブ「福南ボーイズ」で投手。福岡第一高では1年夏に背番号13でベンチ入りし、福岡大会準優勝。3年夏は1番中堅で出場し、初戦の祐誠高に敗退。日経大では1年春から登板。183センチ、76キロ。左投げ左打ち。

=2018/08/31付 西日本スポーツ=

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