2年生4番平良2発5打点 九共大連勝 福岡六大学野球

6回無死二、三塁、左越えに3ランを放つ九共大の4番平良
6回無死二、三塁、左越えに3ランを放つ九共大の4番平良
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 福岡六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社後援)第1週第2日は3日、福岡市の福工大野球場で3試合を行い、2季ぶりの優勝を目指す九共大は11-1の6回コールドで福教大に連勝した。2年生ながら九共大の4番に座る平良竜哉(前原)が初回に先制2ラン、6回に3ランの2本塁打を放ち、5打点を挙げた。春秋連覇を狙う九産大は10-0の5回コールドで九工大に連勝。福工大は8-3で日経大を破り、2連勝スタートとなった。

■「4番の仕事できた」

 2年生の主砲が2本塁打の大爆発だ。平良は初回2死一塁で左翼フェンスを軽々と越える先制2ランでチームを勢いづけると、6回には無死二、三塁から再び左翼への3ランでチームをコールド勝ちに加速させた。今春の福教大2回戦以来の1試合2本塁打。好相性の相手からの5打点に「開幕戦は点を入れられなかったので、今日は4番の仕事ができて良かった」と満足げだった。

 1年春から主に1番で出場し、今春から4番を任されている。春のリーグでは打率3割5分7厘。11盗塁で盗塁王を獲得したが、優勝争いのヤマ場となった第4週の九産大戦3試合で13打数2安打1打点。コーナーを突いてくる九産大投手陣に翻弄(ほんろう)された。「春の数字は良かったけど、大事な場面で4番の仕事ができなかった。難しいボールを振らされた」と春の反省から打撃投手に厳しいコースを投げてもらうようにした。

 九共大は王座奪回を目指して7月の猛暑の中で強化合宿を行い、朝9時から夕方5時までグラウンドで練習を続けた。平良でも「(故郷の)沖縄より暑い」という中で鍛え上げた。開幕前の練習試合ではチーム全体で本塁打が出ないままリーグ戦を迎えただけに、上原忠監督は「調子は良くないけど、気持ちで打った本塁打だった」と4番に期待する。

■憧れはアルテューベ

 身長170センチの主砲が憧れるのは米大リーグ・アストロズのアルテューベ。昨年3度目の首位打者に輝いた168センチのメジャーリーガーに「身長が低くてもやれるんじゃないか」と刺激を受け、毎日練習後の筋力トレーニングを欠かさない。「九産大戦まで一戦一戦勝たないと意味がない。そこまでに自分たちの力を上げていきたい」。ライバルを打ち破って2季ぶりの優勝を引き寄せるため、バットでチームを引っ張る。 (前田泰子)

 ◆平良竜哉(たいら・りゅうや)1998年7月9日生まれの20歳。沖縄県うるま市出身。伊波小3年の時に「前原ルーキーズ」で軟式野球を始め捕手。伊波中では軟式野球部に所属し、投手、捕手、外野手などさまざまなポジションを経験。3年時に全国大会出場。前原高では内野手で打順は3番。3年夏の沖縄大会では準々決勝で那覇西高に敗れた。九共大では1年春からリーグ戦に出場。リーグ戦通算8本塁打。170センチ、72キロ。右投げ右打ち。

=2018/09/04付 西日本スポーツ=

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