沖縄電力2年連続第1代表 伊波伸2失点完投 社会人野球日本選手権九州地区予選

第1代表を決め、マウンドで喜びを爆発させる沖縄電力の選手たち
第1代表を決め、マウンドで喜びを爆発させる沖縄電力の選手たち
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完投勝利を挙げた沖縄電力・伊波伸
完投勝利を挙げた沖縄電力・伊波伸
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 第44回社会人野球日本選手権(11月1日開幕、京セラドーム大阪)の九州地区予選は10日、熊本市のリブワーク藤崎台球場で第1代表決定戦など2試合を行い、第1代表決定戦で沖縄電力がJR九州を7-2で破り、2年連続5度目の本大会出場を決めた。打線が初回に6点を奪って主導権を握り、左腕の伊波伸彰が被安打8、2失点で完投。昨年に続いて第1代表で本大会に進んだ。敗者復活戦では、本大会初出場を狙う宮崎梅田学園が9-4で九州三菱自動車に勝利。11日正午から同球場で行われる第2代表決定戦でJR九州と対戦する。

 113球を投げ抜いた左腕は両拳を青空に突き上げて喜んだ。救援で登板した昨年の九州三菱自動車戦に続く第1代表決定戦の“胴上げ投手”。今回は完投だ。「1イニングずつ丁寧に投げ、先頭を抑えることを意識した」。伊波伸は笑みを浮かべた。

 打線が初回1死から8連打で一挙6点。いきなり心強い援護をもらった伊波伸は、2回に2ランを打たれたが、ツーシーム、スライダー、カーブなどの変化球を駆使して波に乗った。

 沖縄・中部商高からビッグ開発ベースボールクラブを経て入社7年目の28歳。今年の都市対抗で予選、本大会を通して苦い思いを3度も味わった。5月の九州予選ではホンダ熊本との第1代表決定戦に2番手で登板したが、延長11回に決勝ソロを食らった。西部ガスとの第2代表決定戦では先発で5回途中KO。昨年に続いて西部ガスの補強選手で出場した本大会では、初戦の新日鉄住金かずさマジック戦で1点リードの4回1死満塁で救援登板も走者一掃の逆転二塁打を浴びた。

 「(3試合とも)自分のせいで負けた。高めを打たれたので、低めに集めるよう、さらに意識した」。結果は出しても、2回の被弾に「真っすぐを簡単に甘いコースに入れてしまった」と反省を忘れない。

 古謝景義監督は「球種も豊富で相手が球を絞りづらい投球をしてくれた。技術より気持ちの面で前に進んだ」と左腕を評した。沖縄電力は日本選手権で2010年の1勝のみ。「(代表を)取って満足するのでなく、もう一度引き締めて全国に行きたい」と古謝監督は誓う。まずは本大会2勝を目指し、頂点への道を切り開く。 (広田亜貴子)

=2018/09/11付 西日本スポーツ=

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