西南大15安打10得点 福岡大に快勝、再び単独首位 九州六大学野球

8回に7番畑中の適時打で生還し、ベンチ前でハイタッチをする西南大・田中
8回に7番畑中の適時打で生還し、ベンチ前でハイタッチをする西南大・田中
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 九州六大学野球秋季リーグ戦(西日本新聞社など後援)は第4週第1日の22日、福岡県春日市の春日公園野球場で3試合行い、西南大が首位に並んでいた福岡大を10-4で破り、6勝1敗1分けとして再び単独首位に立った。4番で主将の田中嘉人(4年・小倉)が初回に先制2ランを放つなど3安打2打点の活躍を見せた。北九大は九州大を8-2で下した。九国大は久留米大に8-0で快勝。5勝2敗で福岡大と2位に並んだ。

 7季ぶりの優勝へ、弾みをつけた。西南大が首位攻防戦に先勝。福岡大のエース秋山遼太郎(4年・田川)を5回でKOするなど、15安打10得点と鍛え上げた打力を発揮した。田中主将は「結果を出せてうれしい。明日も特別な試合。いろんな人の応援を受けて勝ちたい」と意気込んだ。

 田中は初回2死一塁、秋山の真っすぐを右越えの先制2ランとした。「迷ったら駄目だと思って(外角を)狙った」。3回に単打、8回は三塁打と、二塁打が出ていればサイクル安打の活躍で勝利に貢献。東和樹監督は「あの本塁打でチームが勢いに乗った。福岡大との1戦目を取れたのは大きい」と目を細めた。

 西南大は今春3位。近鉄、楽天で通算69本塁打を放った川口憲史打撃コーチは長打力強化を掲げ、メジャーリーグで流行する「フライボール革命」に取り組んだ。目標は「全員が本塁打を打つ」。ボールの下を打って遠くに飛ばす力を付けた。長く続ける1日5食の「食トレ」による増量作戦の効果も加わり、入学時68キロだった体重を81キロにした田中も長打を打てるようになった。今季の本塁打数は田中が2本で水本大志(3年・筑紫台)が3本。チーム5本塁打はリーグトップタイだ。

 西南大が57年ぶりに出場した2015年の全日本大学選手権で、当時1年生の田中は神宮球場のスタンドで声援を送った。チームはその後、全国舞台から遠ざかる。田中は自身最後のチャンスとなる明治神宮大会への出場権を「絶対取りたい」。4番兼主将が西南大を加速させる。 (広田亜貴子)

=2018/09/23付 西日本スポーツ=

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