九共大石川初先発初勝利 鹿児島城西出身ルーキー半端ないって!! 福岡六大学野球

リーグ戦初先発で5回無失点と好投した九共大・石川
リーグ戦初先発で5回無失点と好投した九共大・石川
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■九産大と同率首位

 福岡六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社後援)は第4週第2日の23日、福岡市の福工大野球場で3試合を行い、首位の九共大が九工大を15-0で7回コールド勝ちした。石川槙貴(1年・鹿児島城西)が5回を被安打1、無失点に抑えてリーグ戦初先発初勝利を挙げた。同じく首位の九産大も日経大に8-1で7回コールド勝ち。福工大は福教大を11-2で破った。九共大と九産大は7勝1敗の同率首位。29日から同野球場での最終週で直接対決する。3位は福工大で4勝4敗。日経大が3勝5敗で4位。2勝6敗の福教大、1勝7敗の九工大が続く。

 九産大との首位攻防戦を前に九共大の「秘密兵器」が初勝利を飾った。1年生右腕の石川が初先発で5回を無失点。「先発は昨日の試合後に言われました。ドキドキしました」と緊張のマウンドで堂々の好投を見せた。

 今季の開幕戦で1イニングを投げてリーグ戦デビューを果たした右腕は試合前のブルペンで好調だったというが、マウンドに上がると力みが出た。「直球も変化球も球がきていなかった」と振り返る。

 「捉えられていた」という外野フライ三つでなんとか初回を乗り切ると、落ち着いてきた。4回に初安打を許したが、被安打はその1本のみ。無四球で二塁も踏ませず、58球で5回を投げきった。「1本も打たれたくなかった」とそれでも石川は悔しさをのぞかせた。

 今春のベンチ入りはなかったが、8月下旬の福岡ソフトバンク3軍とのオープン戦で1イニングを投げて2三振と右飛に打ち取り、自己最速146キロをマーク。「直球で三振を取った。無安打に抑えて自信になりました」と手応えをつかんだ。

 チームは左腕の久保拓真(4年・自由ケ丘)ら主戦投手を故障で欠き、エース島内颯太郎(4年・光陵)頼みの状態。上原忠監督も「よく1安打に抑えてくれた」とルーキーを頼もしく見つめた。

 6月のサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で活躍した大迫勇也(ブレーメン)と同じ鹿児島城西高出身。高校では甲子園に行けなかったが、大学では全国舞台で先輩のような「半端ない」活躍を見せる。 (前田泰子)

 ◆石川槙貴(いしかわ・しんき)1999年6月7日生まれの19歳。沖縄県うるま市出身。小学1年から地元の「天願フェニックス」で軟式野球を始める。中学は硬式の「うるま東ボーイズ」に所属、中学3年時に出場した全日本中学選手権(ジャイアンツカップ)で投手や左翼手として8強入りに貢献。鹿児島城西高では、3年春のNHK旗で2回戦の鹿児島実戦で完封勝ちするなど準優勝。3年夏は鹿児島大会準々決勝で鹿屋中央に敗れた。右投げ左打ち。185センチ、82キロ。

=2018/09/24付 西日本スポーツ=

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