九共大 秋5連覇王手 福岡六大学野球

4失点完投で今季5勝目をあげた九共大の島内
4失点完投で今季5勝目をあげた九共大の島内
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3回に今季1号の2ランを放った九共大の早野
3回に今季1号の2ランを放った九共大の早野
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 秋V5に王手! 福岡六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社後援)最終週第1日は1日、福岡市の福工大野球場で3試合が行われ、同率首位の直接対決は九共大が九産大を6-4で破り、8勝1敗として秋では5年連続となる優勝に王手をかけた。2日の同カードで勝つか引き分ければ優勝が決まる。プロ注目のエース島内颯太郎(4年・光陵)が4失点ながら完投で、自身最多1シーズン5勝目を挙げた。福工大は7-3で九工大に勝ち、5勝4敗として3位を確定。九州大学選手権(20日開幕)出場を決めた。福教大は日経大を5-1で破った。

■早野が今季1号

 九共大の島内がエースの意地を見せた。8安打を浴び、4点を失いながら、149球完投。宿敵九産大との同率首位直接対決で自己最多のシーズン5勝目をもぎ取り、2季ぶりの優勝へ王手をかけた。

 志願の完投だった。5回まで無安打投球を続けたが、6回に2ランを浴びて1点差とされ、8回に3安打で逆転を許した。それでも9回に打者9人で3点を挙げて再逆転。「野手が逆転してくれたから、ここで抑えないとエースじゃないと思った」。上原忠監督に「代わるか」と問われても続投を志願。「とんでもない、という目でこちらを見てきた」と目力で上原監督を抑え、最終回のマウンドに上がった。

 2死一、三塁で迎えたのはプロ注目の強打者、岩城駿也(4年・東海大五)。島内はスライダーで空振り三振を奪った。「最後は気迫でした。調子は良くなかったけど、試合をつくる投球はできた」と自己採点で及第点をつけた。

■9回3点で逆転

 打線も力投するエースを援護。中でも島内と同じ4年生が躍動した。3番早野僚馬主将(4年・自由ケ丘)が3回に今季1号2ラン、9回には先頭で逆転の口火を切る右前打を放った。笹井健太郎(4年・倉敷)は9回1死一、二塁で左翼線へ同点二塁打。上原監督は「4年生の力でここまで頑張ってきた」と強調する。島内も「最上級生なので投手を引っ張っていかなくてはと思う」と最後までマウンドに立つことでチームを鼓舞した。

 この日、プロ志望届を提出したことが公示された右腕。「次の登板に備えて準備します」と引き分け以上なら優勝が決まる2日の投球にも意欲を見せる。ここからがエースの正念場だ。 (前田泰子)

=2018/10/02付 西日本スポーツ=

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