日本文理大の中村監督「親子神宮」M1 九州大学野球27日決勝

2年ぶりの決勝進出を決め喜ぶ日本文理大の選手たち
2年ぶりの決勝進出を決め喜ぶ日本文理大の選手たち
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 第25回九州大学野球選手権(西日本新聞社など後援)は26日、福岡市のヤフオクドームで決勝トーナメントの準決勝2試合が行われた。日本文理大(九州地区1位)は2番手で登板したエース左腕清松紳也(4年・龍谷)の力投で、西南大(九州六大学1位)を3-2で破り、2年ぶりの決勝進出を果たした。昨年優勝の九共大(福岡六大学1位)は九産大(同2位)に延長10回、6-5でサヨナラ勝ちした。決勝は27日午前10時から同ドームで行われ、優勝校が明治神宮大会(11月9日開幕、神宮)出場権を得る。

 2年ぶりの優勝に大きく近づいた。日本文理大の清松は6回途中からの4イニングを1失点。「仲間を信じて投げた」と爽やかな笑顔を見せた。

 先発の横崎裕哉(2年・創成館)が6回に同点ソロを浴びた直後、清松が登板。だが2死三塁から左前打で勝ち越された。「横崎の表情が本塁打で変わっていた。勝ってまた投げさせたかった」。清松は140キロ台の直球とスライダーを中心に攻め、7回以降を無失点に抑えると、チームは8回1死満塁、光安智哉(3年・西日本短大付)の左前打で勝ち越した。

 清松はプロ志望届を出していたが、前日の25日のドラフトで指名なし。それでも「大会に集中していたのでよく眠れた。社会人に行って力を付けてまた挑みたい」と気持ちを切り替えていた。

 中村寿博監督は「清松が粘ってしのいでくれた。彼が普段通りできることがみんなに安心感を与え、攻撃につながった」と高く評価した。監督の息子たちはここに来て目立っている。長男の宜聖外野手(福岡・西日本短大付高3年)はソフトバンクに育成ドラフト4位指名をされた。次男の敢晴内野手(福岡・筑陽学園高1年)は九州大会で優勝し、明治神宮大会への出場を決めた。

 九共大との決勝で勝てば同大会に父子出場。「こんなにプレッシャーがかかることはなかなかない。(優勝は)個人としてうれしいし、励みになる」と目を細める中村監督は「自分たちの戦いができるよう準備したい」と誓った。 (広田亜貴子)

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西南大、広沢8回3失点 「粘りきれなかった」

 決勝トーナメント初出場の西南大は日本文理大に1点差で敗れ、初の決勝進出を逃した。今年春秋のリーグ戦、秋の優勝決定戦で計13勝を挙げていたエース広沢が先発し、3失点で黒星を喫した。同点の8回1死一塁、浅い飛球を外野手が捕れずに安打となり、その後の適時打で勝ち越された。それでも広沢は「8回はもうひと踏ん張りできていれば…。粘りきれなかった」と責任を背負った。

=2018/10/27付 西日本スポーツ=

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