上村事務局長が勇退 全九州大学野球協会で25年間尽力

関係者と握手をする上村賢三さん(左)
関係者と握手をする上村賢三さん(左)
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 九州の大学野球を25年間にわたって裏方で支え続けた全九州大学野球協会の上村賢三事務局長(65)が、27日の九州大学選手権を最後に勇退した。「感慨深い。学生に支えられ続けてきました」と目に涙を浮かべた。

 「ユニバーシアード大会記念」と冠がつく同選手権に上村さんは1994年の第1回から関わる。それまで明治神宮大会の出場校は九州六大学連盟と当時の九州地区(福岡六大学野球連盟、九州地区野球連盟)の代表が交互に出場していたが、95年に福岡市でユニバーシアード大会が開催されるのを機に「九州が一つにまとまったらどうか」と話が上がった。

 鹿児島県出身で頴娃高を卒業後、福工大に進学した上村さんは3年時に選手からマネジャーに。同大職員となり、コーチも務めていたことから同選手権の立ち上げから運営や事務作業、経理などを学生に指導。九州の大学野球発展に尽力し続け、2003年の日本文理大の全日本大学選手権優勝や05年の九産大の明治神宮大会制覇、九共大の大瀬良大地(現広島)など多くのプロ選手の輩出にもつなげた。

 「裏方の学生もリーグの垣根を越えて一つになり、試合が終わった後に学生の喜ぶ顔が一番うれしい。これからも盛り上がってほしい」とこの大会への思いを口にした。

=2018/10/28付 西日本スポーツ=

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